「美丈夫」とは？意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

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男性も女性も、顔が美しい人をみると羨ましいなと思います。最近は背の高い人が多く街を歩いていても、モデルさん並みの人がたくさんいますね。

でも、見た目だけではダメです。

身体の中身も美しく丈夫でなければ「美丈夫」とは言えません。

もっと欲を言うと心も美しいとパーフェクトだと思いますが、そのような方は中々出会う機会は少ないのが現実です。

この記事では、「美丈夫」の意味や語源、使い方の例文、類義語や英語の表現をご紹介します。

「美丈夫」の意味と語源

最初に、「美丈夫」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが、「美丈夫」は「びじょうふ」と読みます。

「美丈夫」とは、「美しく、立派な男」という意味です。

お酒の商品名にも使用されています。外見のみならず、中味も立派な男性のことを表わしています。

続いて「美丈夫」の語源をご紹介します。

二つの言葉に分けて説明していきましょう。

まずは「丈夫」ですが、「健康に恵まれている様」「物がしっかりしていて壊れない」という意味で「じょうぶ」という読み方が一般的です。そして男女問わず「からだが健康」ということを表わします。

古代の中国、周の時代では「身長2ｍを超える男子」を「丈夫」と呼んでいた制度がありました。2ｍを超える男性は現代でもそれほど多くは無いので、古代では大変貴重な存在だったのではないでしょうか。

そして、「美」は「美しい」「綺麗」「優れている」という意味です。様々なプラスのイメージで使用されます。美人、美声、審美、賛美、自然美、美化、美味、美徳などまだまだ沢山あります。

つまり、「美丈夫」は「からだが健康で優れている」「からだが健康で尚且つ美しい」ということになります。

次に、「美丈夫」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

「美丈夫」は顔が美しく体が健康だけではなく、心も美しい男性のことも表すようです。

「（彼は）美丈夫だ」「美丈夫（と呼ばれた）」などと使うことが多いです。

それでは、「美丈夫」の類義語をご紹介します。

「益荒男」は「立派な男」という意味です。

「美男子」は「容姿が美しい男性」ということです。

「益荒男」は「丈夫」という意味もあり、身体が丈夫で立派な男性ということを表わした言葉です。

「益荒男」については、こちらの記事に詳しく書いています。

最後に、「美丈夫」の英語表現をご紹介します。

【例文】

「Beautiful」は「美しい」「綺麗な」という訳が多いですが、美しい男性も表します。

三字熟語の英語表現を、実践で使えるビジネス場面別でまとめました。

以上、「美丈夫」についてご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

読み方	びじょうふ
意味	美しく、立派な男
語源	「美」は美しい、「丈夫」は「健康な男性」。古代中国で「丈夫」は身長2ｍ以上の立派な男子と言われた。
類義語	・益荒男（ますらお）・美男子（びだんし）
英語表現	・Beautiful（綺麗な）・Good-looking man（格好良い男）