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あなたは早起きが得意ですか?私は得意ではありませが、朝早いほうが何かと良いことがある気がするので頑張って起きています。
遅く起きると、もちろん、その一日の行動時間が減ります。外出すると道路も混んでいますし、お店も混んできます。仕事へ行ってもギリギリの到着だと、その後は準備もままならないまま業務のスタートを切ることが多いです。
しかし「一足先」に起きて行動すると、時間にも気持ちにも余裕が生まれます。余裕が生まれることで、他とは違う発想が生まれます。「一足先」は様々な効果があるようです。
では「一足先」とはどのような言葉なのでしょうか。
この記事では、「一足先」の意味と語源、使い方の例文、類義語と英語表現をご紹介します。
「一足先」の意味と語源
「一足先」の意味
最初に、「一足先」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが、「一足先」は「ひとあしさき」と読みます。
「一足先」とは、「ほんのわずかに先立つこと」「 わずかに時間的に先行すること」という意味です。
同じ行動をしようとする人の中で、わずかに行動を先にするということです。
「一足先」の語源
続いて、「一足先」の語源をご紹介します。
「一足」は「一歩」という意味です。ほんのわずか「一歩」程度ということ。
そして、「先」は「進んでいく方向」という意味があります。前に行くことを表しています。「一足先」は「ほんのわずかに先立つこと」です。「一足先」は大きな一歩ではありませんし、二歩、三歩でもありません。ちょっとだけです。
そのわずかな「一足」でも、人より進むことは大きな前進となります。
「一足先」の使い方
次に「一足先」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「外は寒いけど桜を玄関に飾り、一足先に春を感じている」
- 「同僚だった彼は一足先に退職し、優雅な日常を過ごしているという」
- 「昨日は一足先に現地に乗り込み、イベントの準備をしていた」
- 「忘年会の店に一足先に到着したので、一杯やってました」
- 「僕は明日、一足先に駅に行って電車の写真を撮っているよ」
「一足先」は、少しだけ早くというときに使われます。
「一足先に(到着)」「一足先に(行く)」などと使用されることが多いですね。
「一足先」の類義語と英語表現
「一足先」の類義語
それでは、「一足先」の類義語をご紹介します。
- 先頭を切る(せんとうをきる)
- 一番乗り(いちばんのり)
「先頭を切る」は「最初に始める」という意味です。
「一番乗り」は「最初にある場所に乗り込むこと」という意味です。「一足先」も含め、他の人よりも先に物事を行うときに使われる言葉です。
「一足先」の英語の表現
最後に、「一足先」の英語表現をご紹介します。
- One step ahead(一足先に)
- Step ahead(一足先、全進)
- jump ahead(一歩先、進む)
【例文】
- I got up early, so I arrived at the scene one step ahead.(早起きしたので現場に一足先に到着した)
- I went out one step ahead(僕は一足先に出かけた)
「ahead」は「先に」という意味です。そこに「step」や「jump」などをつけることで「一足先」や「一歩先」の単語になります。
まとめ:「一足先」に何かすることで…
以上、「一足先」についてご紹介してきました。
まとめると、以下の通りです。
読み方 | ひとあしさき |
意味 | ほんのわずかに先立つこと、 わずかに時間的に先行すること |
語源 | 一歩程度の先を行く、少しだけで二歩でも三歩でもない |
類義語 | ・先頭を切る(せんとうをきる) ・一番乗り(いちばんのり) |
英語表現 | ・One step ahead(一足先に) ・Step ahead(一足先、全進) ・jump ahead(一歩先、進む) |
「一足先」は前に進むことです。後ろには下がりません。前向きな言葉のひとつです。
「一足先」に何かをすることで、他の人よりも良い事が起こるかもしれませんよ。
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