「八百長」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

この記事を読むのに必要な時間は約4分30秒です。

賭け事などでわざと勝ったり負けたりすることを聞いたことがあります。スポーツの世界でもあるようです。真剣に戦っている人にしたら馬鹿げた行為に思えますし、やる気も無くしますよね。勝負は時の運と言いながらも、最初から決まっている「八百長」なのですから。ところでなぜ「八百長」と言われるのでしょうか。スポーツなどの勝負事でしばしば聞かれる単語ですが、なんだか繋がりのない漢字のような気がします。
この記事では「八百長」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

スポンサーリンク

「八百長」の意味と語源

「八百長」の意味

それでは「八百長」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「八百長」は「やおちょう」と読みます。
「八百長」とは「真剣に戦っているように見せかけて、前もって勝敗を決めておくこと」という意味です。
スポーツなどの勝負事で事前にどちらが勝つかを決めておきながらも、真剣に戦っているように見せかけることです。

「八百長」の語源

続いて「八百長」の語源をご紹介します。

明治時代の頃、八百屋の主で長兵衛(ちょうべえ)という男がいました。この男の通称が「八百長」です。
長兵衛は大相撲の年寄(親方のこと)である伊勢ノ海五太夫(いせのうみごだゆう)と囲碁仲間でした。長兵衛は八百屋のお客さんでもある、伊勢ノ海五太夫に商品を買ってもらうためにわざと負けていました。長兵衛は周りから囲碁が弱いのだと思われていたようですが、回向院(えこういん)というお寺の近くの碁会所が開かれたときに来賓で呼ばれました。その時、本因坊秀元(ほんいんぼうしゅうげん)という囲碁棋士と互角に戦ったのです。それから長兵衛は今までわざと伊勢ノ海五太夫に負けていたのだと言われるようになり、勝負事の勝敗をわざとつけることを「八百長」と呼ぶようになりました。
スポンサーリンク

「八百長」の英語表現と類義語

「八百長」の英語の表現

次に「八百長」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • fixed fight(八百長)
  • fixed(八百長)

【例文】

  • Their game is fixed(彼らの勝負は八百長だ)
  • A fixed game was shown(八百長の試合を見せられた)

「fixed」は「fix(一定)」の変化した単語で、意味も「一定」という意味で同じです。「fixed fight」は「一定の勝負」という直訳になり、「一定」というのは「決まっていて変わらないこと」という意味があるので「決まっていて変わらない勝負」ということです。

「八百長」の類義語

「八百長」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 茶番劇(ちゃばんげき)

「茶番劇」というのは「底の知れたばかばかしい行為、物事」という意味で、江戸時代の歌舞伎でお茶淹れの当番が余興などをしたと言われています。「茶番劇」は素人の演芸で見え透いた行為という時に使用されます。

 

「八百長」の使い方

最後に「八百長」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「大相撲は、八百長が昔からあると聞いていた」
  2. 「この白熱した試合が八百長とは信じられない」
  3. 「監督に八百長を持ちかけられ、ショックを受けすぐに出場を辞退した」
  4. 「最初から八百長だと分かっている試合は、見ても全く盛り上がらない」
  5. 「八百長の試合にするために、いくらのお金が動いたのだろうか」

「八百長」はする方もされる方も気分はよくないようです。
「八百長の(試合)」「八百長(問題)」などと使用されることが多いですね。

 

「八百長」が出来る人は才能がある

「八百長」は最初から話し合いで勝敗が付いていることです。それを真剣勝負に見せかけられるというのは、実は才能があるということだと考えます。個人でも団体でも強く、ゲームのことを深く知っている人でなければ真剣さを演じ、負けるというのは非常に難しいものですよね。
わざと負けることと言うのは真剣に勝負している人に対して失礼な行為ですよね。才能ある人は未熟な人に是非、強さを伝授してください。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です