「風来坊」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

「フーテンの寅さん」は日本の映画でとても有名です。寅さんはフラっと帰ってきて、何か問題を起こして自分で解決し、いつの間にかフラっと出かけてしまう人です。寅さんはどこに住んでいるかもわからず、何をやっているかもハッキリわかりません。そんないい加減な寅さんの映画を人々は楽しく鑑賞することができるのは、寅さんに憧れを持つ人が多いからではないでしょうか。寅さんは「風来坊」と言う言葉がピッタリな人です。では「風来坊」はどういうことなのでしょうか。
この記事では「風来坊」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「風来坊」の意味と語源

「風来坊」の意味

それでは「風来坊」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「風来坊」は「ふうらいぼう」と読みます。
「風来坊」とは「どこからともなくやってきて、どこからともなく去っていく人」「身元が不明で、ひとつの場所にとどまらない人」という意味です。
居場所が定まらない人のことをいいます。

「風来坊」の語源

続いて「風来坊」の語源をご紹介します。

「風来坊」を二つの言葉に分けてご説明します。
まず「風来」の意味ですが「風に吹かれるままにやってくること」「風の吹くままに落ち着きがない」ということです。
次に「坊」の意味ですが、こちらは「長男坊」や「うり坊」など「男の子」「子供」という意味があるのですが、元々は「僧」のことを言い一般的に「お坊さん」と呼びますよね。
「坊」が男の子や子供を表すようになった訳は、お坊さんの頭が「坊主頭」と呼ばれ、男の子は昔、お坊さんのような「坊主頭」のような子供が多かったからです。
そこから「坊」が男の子や子供を表すように使われ始めました。そして「坊」は人を表す言葉として変化していきました。

「朝寝坊」「暴れん坊」「けちん坊」などと使われます。「風来坊」もそのうちの一つで、「風に吹かれるままにやってくる人」ということです。

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「風来坊」の英語表現と類義語

「風来坊」の英語の表現

次に「風来坊」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Vagabond(風来坊)

【例文】

  • Vagabond came(風来坊がやってきた)
    • My older brother is called a vagabond(私の兄は風来坊と呼ばれている)

「Vagabond」は「バガボンド」という日本語読みです。漫画にもなっていますね。意味は「放浪者」「ごろつき」という意味があります。

「風来坊」の類義語

「風来坊」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 浮浪人(ふろうにん)
  • 放浪者(ほうろうしゃ)

「浮浪人」は「定まっている住居や職業がなく、あちこちとさまよい歩く者」という意味です。「放浪者」とは「あてもなく彷徨い歩くひと」という意味です。どちらも「風来坊」に意味は近く、居場所が定まっていない人のことを言います。

 

「風来坊」の使い方

最後に「風来坊」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「両親は、私が風来坊だと心配している」
  2. 「うちの息子は風来坊で仕事も定まっていない、気が付けば旅に出ている」
  3. 「風来坊と言われていた僕は、彼女に出会い家庭を持つ決心をした」
  4. 「家や仕事が定まっていることは安定しているけれど、風来坊への憧れもある」
  5. 「風来坊になるには、社会的に色々な物を捨てなければいけない」

「風来坊」は主に職業・住所・居場所が定まらない人を表す時に使用します。
「風来坊と(言われる、呼ばれる)」「風来坊に(なる)」などと使用される場合が多いです。

 

「風来坊」が羨ましい

「風来坊」は仕事や住所が定まっていない、風に乗ってやってきて風に乗って去っていくような人のことを言います。風が吹くままと言われますが、これは本人の思うままの行動です。住所や仕事が定まっていることは生活が安定し将来の不安も少しは抑えられるとは思いますが、やりたいことをやっておらず現状に不安のある人は「風来坊」が羨ましく思えるでのではないでしょうか。
「風来坊」になった方が良いとは言いません。しかし不安を少しでも和らげるために、「風来坊」のように風に乗れるよう心を軽くしても良いのではないでしょうか。

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