目次
この記事は、約5分で読むことができます。
スポーツ選手で体が立派でしかも性格も素晴らしい人をテレビで見たりすると「こんな立派な人が世の中にはいるものなんだ」と感心します。特に男性のスポーツ選手だと女性は追っかけしたりとすぐにファンが増えるでしょう。しかも顔がカッコ良かったりすると「神様は不公平だな」とまで思ってしまいます。
そんな「偉丈夫」は世の中にはいないと思うかもしれませんが、これが結構いるんですよね。
「偉丈夫?聞いた事が無い」という方のために、この記事では「偉丈夫」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「偉丈夫」の意味と語源
「偉丈夫」の意味
それでは「偉丈夫」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「偉丈夫」は「いじょうふ」と読みます。
「偉丈夫」とは「体が立派で人格の優れている男性」という意味です。
「いじょうぶ」と読むのは間違えです。
「偉丈夫」の語源
続いて「偉丈夫」の語源をご紹介します。
「偉丈夫」の「偉」という漢字の意味は、「偉い」「大きい」「並はずれて優れている」ということです。「偉人」「偉力」などと使用されます。「丈夫」は「頑丈」なこと、「しっかりしている」という意味の他に「心身ともに優れている男性」という意味があります。「大丈夫」という言葉に使われることが最も多いです。
「偉丈夫」の英語表現と類義語
「偉丈夫」の英語の表現
次に「偉丈夫」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- big man(偉丈夫、大きい人、偉い人)
- great god(偉丈夫、明神)
【例文】
- My husband had been called the young big man(主人は若いころ偉丈夫と呼ばれていた)
- I want to be a great god(偉丈夫になりたい)
「偉丈夫」を表す英語はいくつかあります。上記の他に「great man」や「hero」も「偉丈夫」を表す英語です。
「偉丈夫」の類義語
「偉丈夫」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 美丈夫(びじょうふ)
- 美男子(びだんし)
「美丈夫」は「美しく立派な男子」という意味です。「美男子」も「容姿の美しい男子」という意味があり、「偉丈夫」は「体が立派で優れている男性」のことを言います。
「偉丈夫」の使い方
最後に「偉丈夫」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「お宅の息子さんは、偉丈夫だからうちの娘と結婚して欲しい」
- 「偉丈夫と呼ばれる条件には、人格の良さも入っている」
- 「彼は人望がなく偉丈夫とは言い切れない」
- 「偉丈夫とは顔は関係なく、中身や体格が優れている人のことを言う」
- 「顔はイマイチだけど、人格が素晴らしいので彼ほどの偉丈夫はいない」
「偉丈夫」は体格、人格が優れている男性の褒め言葉です。
「偉丈夫と(呼ばれる)」「(彼は)偉丈夫」などと使用される場合が多いですね。
「イケメン」を「偉丈夫」に替えよう
「偉丈夫」は現代でいう「イケメン」のことで、褒め言葉です。なかなか「偉丈夫」を使うことは少ないですし、使っても意味を解ってくれる人はいないかもしれません。
しかし、「イケメン」だと少し軽いイメージがあり、本当に褒めてるように受け止められにくいので、「偉丈夫な人ですね」と言う方がしっかりと褒め言葉として伝わるのではないでしょうか。「イケメン」を徐々に「偉丈夫」に替えてみても面白いかもしれませんね。
使用する時に注意するポイントは、「いじょうふ」が「だいじょうぶ」と間違えて聞こえていないか、というところです。
コメントを残す