「梁山泊」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

最近は個人でインターネットを使い、様々な物事を発信している人が非常に多いですが、インターネットのなかった時代は、何かを発信する時、一般の人が一人で発信するには影響力が弱く、同じ考え・目標・目的の人同士が集まり発信していました。その集まりの場所は「梁山泊」と言われたりもしています。
明治の初期は、大隈重信(おおくましげのぶ)の家に井上馨や伊藤博文という若手の政治家があつまり大隈の自宅は「築地梁山泊」と呼ばれていたそうです。
この記事では「梁山泊」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「梁山泊」の意味と語源

「梁山泊」の意味

それでは「梁山泊」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「梁山泊」は「りょうざんぱく」と読みます。
「梁山泊」とは「野心家の集まる場所」「有志の巣窟」という意味です。
血の気が多く、豪快な気質の男の人たちが沢山集まる場所ということですね。

「梁山泊」の語源

続いて「梁山泊」の語源をご紹介します。

「梁山泊」は中国の山東省西部、梁山周辺にあった沼沢のことを言います。古くから大河の「黄河」が氾濫し無数の水路と沼沢が生まれて、近くに梁山という名前の山があったことから「梁山泊」と呼ばれるようになりました。「泊」は船の停泊場や沼、湖という意味があるのです。
この「梁山泊」は水路・沼沢・小島が入り組んでおり、盗賊や政府に反抗する者たちの集まる格好の場所とされました。

その反抗する者たちの内容を書いたものが「水滸伝(すいこでん)」と言う長編小説なのです。その「水滸伝」がやがて日本へ伝わりました。
元々「梁山泊」は盗賊や政府に反抗するものの集まる「隠れ里」のような場所でしたが、日本で「水滸伝」が多く読まれるようになり英雄のあつまる場所と言うように変わっていったのです。

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「梁山泊」の英語表現と類義語

「梁山泊」の英語の表現

次に「梁山泊」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • place of assemblage for the bold and ambitious(梁山泊)

【例文】

  • Brave men gather in the house and become the gathering place of ambitious men(勇者がうちに集まり梁山泊となる)
  • This coffee shop has been used as gathering place of ambitious men of the writers(この喫茶店は小説家の梁山泊として使われてきた)

「place of assemblage」は「集合場所」という意味です。「bold and ambitious」は「大胆かつ野心的な」という意味があり、「place of assemblage for the bold and ambitious」は「野心家の集まる場所」という「梁山泊」と同じ意味になります。

「梁山泊」の類義語

「梁山泊」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

溜まり場(たまりば)

「溜まり場」とは「仲間がいつも集合する一定の場所」という意味です。「梁山泊」も目標や目的が同じ者が集まる場所なので「溜まり場」と考えても良いのではないでしょうか。

 

「梁山泊」の使い方

最後に「梁山泊」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「兄はよく自宅を梁山泊のようにして、気の合う人を集め、夜通し何かを語っていた」
  2. 「うちは梁山泊じゃないんだよ。誰でも彼でも仲間だと思って連れてくるんじゃない」
  3. 「母は僕が家を梁山泊のように使っていると怒っている」
  4. 「この町を梁山泊といって集まってくる人は音楽家が多くて、そこら中から音楽が聞こえるようになった」
  5. 「梁山泊のように彼の会社に野心溢れる人が集まった」

「梁山泊」は目標が同じ人が野望を持って集まる場所のことをいいます。
「梁山泊(のように)」「(ここは)梁山泊だ」などと使用する場合が多いですね。

 

良い集まり「梁山泊」

「梁山泊」は元々、盗賊や政治の反対勢力の集まりでした。「梁山泊」という言葉は日本に入り「英雄」や「勇者」が集まる場所となったのです。
今でも元の名残があり、「英雄だと思っているものが集まる場所」とされているときがありますので、みんなで「梁山泊」を「良い目標を持った人たちの集まり」だという意味に変えて行けるよう、たくさん「梁山泊」を使いましょう。

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