「流鏑馬」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

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日本語というのは日本人にさえ読みにくいものが多々ありますね。当て字で「その物」を美しく表現できるというのは、日本語独特の感覚なのではないでしょうか。

そんな中に「流鏑馬」という漢字三文字の言葉があります。パッと見た感じではどのようなことを指すのか想像がつかないでしょう。「馬」関係であるのかなというのは、薄ら気が付くとはいえども、「馬」がどうなのかということです。あなたはどんなことを思い浮かべましたか?

この記事では、「流鏑馬」の意味と語源、使い方の例文、類義語と英語表現をご紹介します。

 

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「流鏑馬」の意味と語源

 

「流鏑馬」の意味

最初に、「流鏑馬」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが「流鏑馬」は「やぶさめ」と読みます。

「流鏑馬」とは「馬に乗って三つの的に向かい、次々と矢を射る」という意味です。

神社での奉納行事として、古くから行われてきました。

 

「流鏑馬」の語源

次に、「流鏑馬」の語源をご紹介します。

「流鏑馬」は平安時代から続く弓を用いて矢を射る「弓術」です。馬に乗りながら的に向って射る合戦では実戦的な物でした。

元々「流鏑馬」という漢字ではなく、「矢馳せ馬(やばせうま)」と表していたのです。

「流鏑馬」となったのは、いつ頃からなのかは解っておりませんが、「流」というのは「馬が走りながら」ということを表わしております。「鏑」は「鏑矢(かぶらや)」といって矢の先端付近に付けられたもので、木や鹿の角で作られた物なのですが、野菜の蕪(かぶ)のような形をしており、中が空洞で射ると音が鳴る物です。合戦場での合図として使用されたそうですよ。「馬」は騎馬のことを表わしています。

どうやっても「流鏑馬」は「やぶさめ」とは読めないとは思いますが、実戦的な弓術ではあるものの、日本人は「侘びさび」が大好きです。いつの間にか「矢馳せ馬」は「流鏑馬」と漢字も読み方も変化して行き、神社での神事となっていったのです。

 

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「流鏑馬」の使い方

続いて、「流鏑馬」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「馬に乗ることさえ難しいと思うのに、流鏑馬をするとは神業ではないか」
  2. 「流鏑馬は、各地の神社で神様への奉納として行われている行事だ」
  3. 「流鏑馬をやってみたいけど、まず乗馬の練習からだね」
  4. 「流鏑馬は元々、矢馳せ馬と言われていたけど美しい当て字になったんだ」
  5. 「馬の背から的を射る流鏑馬は、戦国武将のようで女性たちにも人気がある」

「流鏑馬」は、全国100ヶ所以上で行われています。

「流鏑馬を(見る)」「流鏑馬は(弓術)」などと使用されることが多いですね。

 

「流鏑馬」の類義語と英語表現

 

「流鏑馬」の類義語

それでは、「流鏑馬」の類義語ご紹介します。

  • 鏑流馬(やぶさめ)

鏑流馬」は「流鏑馬」と同じ意味です。珍しい人名で「鏑流馬さん」という方がいます。「流鏑馬」とかく苗字の方はいません。

 

「流鏑馬」の英語表現

最後に、「流鏑馬」の英語表現をご紹介します。

  • horseback archery(流鏑馬)
  • YABUSAME(流鏑馬)

【例文】

  • The horseback archery is a Japanese tradition(流鏑馬は日本の伝統です)
  • I am a foreigner, but long for horseback archery(私は外国人ですが流鏑馬に憧れています)

horseback」という単語は、「馬の背」という意味です。「馬の背なかに乗って」、「archery(アーチェリー)」する、すなわち「弓道をする」ということになります。

「流鏑馬」の意味を英語にすると「horseback archery」という表現になりますが、日本の伝統を伝えるときには「YABUSAME」とした方が良いでしょう。

 

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まとめ

以上、「流鏑馬」について、ご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

読み方 やぶさめ
意味 馬に乗って三つの的に向かい、次々と矢を射ること
語源 「流」=馬が走りながら、「鏑」=矢の先端付近に付けられたもの、「馬」=騎馬のこと
類義語 鏑流馬(やぶさめ)
英語表現 horseback archery(乗馬アーチェリー)

全国の神社でお祭りが行われ、神様への奉納に「流鏑馬」をされるところが沢山あります。元は合戦で戦う術や合図として使用されていましたが、戦国時代も終わり馬術の伝統的な技術として受け継がれるようになりました。一年を通して日本のどこかで「流鏑馬」は行われており、五穀豊穣(ごこくほうじょう)などの願いが込められています。

お近くで「流鏑馬」が行われているならば、是非見に行かれた方が良いでしょう。神事の時には神様もしっかりと近くにおられるのです。そこでお願い事もちゃっかりしましょう。お願い事を聞いていただけるかもしれません。

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