「披露宴」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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あなたは、結婚式というと思い浮かべるのはどのようなことでしょう。キリスト教式・神前式・人前式など、今は様々な形式がありますね。ところで結婚式と「披露宴」との違いはおわかりでしょうか?あれ、今、「どこがどう違うの?」と思われましたか?結婚式は婚姻をする「儀式」です。神様や来客の前で結婚することを誓うのです。では「披露宴」はどんなことなのか見て行きましょう。
この記事では「披露宴」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

「披露宴」の意味と語源

「披露宴」の意味

それでは「披露宴」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「披露宴」は「ひろうえん」と読みます。
「披露宴」とは「めでたいことを発表しお披露目する宴会」という意味です。
主に結婚の報告で行う宴会が多いですね。

「披露宴」の語源

続いて「披露宴」の語源をご紹介します。


「披露宴」を二つの言葉に分けて、ご説明します。まず「披露」という言葉ですが、「広く発表する」「公に発表する」「広く知らせる」という意味です。大勢の人に向けて結婚、開店、就任、開業などをお知らせすることを言います。
次に「宴」ですが「酒盛り」「酒宴」「うたげ」という意味です。「宴」は「歌(うた)」+「餉(げ)」から来ているとも言われ「餉」は「食事をする時間」ということで「朝餉」「夕餉」などと使用されます。「宴」はお食事会のことを指すのです。
「披露宴」は「大勢の人に発表するための食事会」ということを表わしています。
一般の人は、大勢の人に何かを発表する機会というのは、そんなにたくさんあるものではありませんよね。一般の人で多い「披露宴」は「結婚披露宴(けっこんひろうえん)」ではないでしょうか。と言いますか「披露宴」と言えばまず、「結婚披露宴」を思い浮かべるのではないかと思います。

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「披露宴」の英語表現と類義語

「披露宴」の英語の表現

次に「披露宴」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • banquet(披露宴)

【例文】

  • It will be our banquet tomorrow(明日は私たちの披露宴です)
  • A lot of friends attended at a banquet(披露宴には友人たちが沢山出席してくれた)

「banquet」は「宴会」という意味があります。ホテルなどには「banquet room」という宴会場がありますよね。宴会専用の大きなお部屋を表します。
他にも「reception」という単語で表すこともあります。

「披露宴」の類義語

「披露宴」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 交換会(こうかんかい)

「交換会」は「お互いに喜びを交換し合う会」ということで、普段は聞き慣れない言葉かもしれませんが、「新年交歓会」などという新しい年をお互いに喜び合う「新年会」が「新年交歓会」です。
「交換会」はお互いに喜び合うこと、「披露宴」は自分たちのおめでたいことをみんなで喜ぶことです。

 

「披露宴」の使い方

最後に「披露宴」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「友人を何人、結婚披露宴に招待するか悩む」
  2. 「披露宴に呼ばれたので、衣装の準備をしなければならない」
  3. 「結婚披露宴は、『私たち結婚しました』と周りの人にお知らせする会です」
  4. 「結婚式と披露宴は、一生に一度の晴れ舞台だ」
  5. 「最近は、披露宴をしないカップルが増えてきている」

「披露宴」は「結婚披露宴」のことを指す場合が圧倒的に多いです。
「披露宴に(招待する)」「披露宴を(行う)」などと使用されることが多いですね。

 

「披露宴」は晴れ舞台

最近は、結婚披露宴をされないカップルも増えているようですね。その反面、こだわりを持った「披露宴」を行うカップルも多いようです。一昔前とは違い、一生に一度の晴れ舞台をどのようにして皆にお知らせするのか、どのように来客をおもてなしするのか、というのが重要のようです。
「披露宴」を行うにしても行わないにしても、幸せな夫婦の誕生は大変喜ばしいことですね。

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