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私は最近、体力が落ちています。一日遊んだだけでも疲れてしまい、翌日はゆっくりと過ごしたいのです。ぼーっとする時間も必要だと言い聞かせます。
子供の頃は遊ぶのが仕事といった感じで、体力は「無限大」でした。その分、勉強などの集中力は限界がありました。時間も「無限大」にあると思っていたのです。
それがいつの間にか大人になり、時間も体力も集中力も限りあるものになりました。でも諦めてはいけません。「無限大」にあるものは、まだまだ私の中にはあります。
この記事では「無限大」の意味と語源、使い方の例文、類義語と英語表現をご紹介します。
「無限大」の意味と語源
「無限大」の意味
最初に、「無限大」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「無限大」は「むげんだい」と読みます。
「無限大」とは「限りなく大きい」「どんな正の数よりも大きくなりうること」という意味です。
「最大」ということがないのです。
このような「∞」という記号もあります。
「無限大」の語源
次に、「無限大」の語源をご紹介します。
まず、「無限」をご説明していきます。
「無限」とは「限りがない」ということ、数量、程度に限界が無いことを表わします。例えば「数」「宇宙」「愛」などですね。最近は「無限ピーマン」や「無限キャベツ」などお料理で、食べたら永遠と食べていられるくらい美味しモノに使用されることが多いです。
次に「大」ですが「おおきい」「形、規模の大きさ」「数、数量がおおい」「重要なこと」という意味があります。「大小」「広大」「拡大」「大学」「大体」「大丈夫」「大それた」など使い方は様々です。「無限大」では「数、数量がおおい」「形、規模の大きさ」の意味で使用しています。
「無限大」は「限りが無い数、量」「限りが無い規模、形」ということです。
そして「∞」という記号ですが、「ウロボロス」という蛇や龍を図案化した古代の象徴から出来た記号だと言われています。蛇や龍が、自分の尾を加えて「∞」の形になり、それが「死と再生」「不老不死」という永遠を表すことから「無限大」の記号で使用されたのです。
その他にもローマ字の「ↀ」が変化したものだという説もあります。
「無限大」の使い方
続いて、「無限大」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「たまにゆっくりと空を見上げると、無限大に広がっているように感じる」
- 「我社の開発能力は君たちの力があれば無限大の可能性がある」
- 「無限大の可能性がある子供たちの小さな芽を摘んではいけない」
- 「この薬に期待できることは無限大だ」
- 「宇宙は無限大で、人間がどれほど時間を費やしても解ることは限られている」
「無限大」は、目に見えないものであることが多いです。
「無限大の(可能性)」「無限大に(広がる)」などと使用されることが多いですね。
「無限大」の類義語と英語表現
「無限大」の類義語
それでは、「無限大」の類義語をご紹介します。
- 無辺際(むへんざい)
- 無窮(むきゅう)
「無辺際」とは「限りの無い」「果てしなく広い」という意味です。海や大空で使用されることが多いですね。
「無窮」とは「きわまりない」「永遠」ということです。どちらも「無限大」の意味とほぼ同じなのですが、「無限大」は数学的な事柄で使用されることも多いです。
「無限大」の英語表現
最後に、「無限大」の英語表現をご紹介します。
- Infinity(無限大)
- infinite(無限の)
【例文】
- Possibility of children is infinity(子どもたちの可能性は無限大だ)
- It is infinite and longs for the space spreading out(無限大に広がる宇宙に憧れる)
「Infinity」も「infinite」も、「無限大」という言葉を表すことの出来る英語です。「infinite」は形容詞です。「Infinity」は名詞の役割があります。
まとめ
以上、「無限大」について、ご紹介してきました。
まとめると、以下の通りです。
読み方 | むげんだい |
意味 | 限りなく大きい。どんな正の数よりも大きくなりうること。 |
語源 | 「無限」=「限りがない」、「大」=「形、規模の大きさ」「数、数量がおおい」という意味から。 |
類義語 | ・無辺際(むへんざい) ・無窮(むきゅう) |
英語表現 | ・Infinity(無限大) ・infinite(無限の) |
「無限大」は限りがないということでした。
日々、一生懸命に生活していると限界を感じることが沢山あるでしょう。誰にも限界はあります。しかし、「無限大」の力も備わっているのです。
限界と決めるのは、あなたです。あなたが自分を信じれば可能性は「無限大」です。
譲れない夢があり、他人に迷惑をかけないのであれば頑張って「無限大」の可能性を信じて進んで行きましょう。
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