「数寄屋」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

突然ですが、あなたはどんな家が好みですか?和風、それとも洋風ですか?家の作りは色々な様式がありますね。古いものだと竪穴住居、高床式住居などです。それから、寝殿造や武家屋敷、書院造もありますね。そして「数寄屋」というものもあるのです。
漢字からはどんな人が住んでどんな家なのか解りません。しかし、日本人にとって現代家屋の元祖と言っても良いでしょう。
この記事では「数寄屋」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「数寄屋」の意味と語源

「数寄屋」の意味

それでは「数寄屋」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「数寄屋」は「すきや」と読みます。
「数寄屋」とは「型にとらわれず自由な発想で作られた建築」という意味です。
日本の建築様式の一つで「数寄屋造り」と使われることが多いです。現代の日本の家の元となっていると言われています。

「数寄屋」の語源

続いて「数寄屋」の語源をご紹介します。

「数寄」という言葉をご説明しますね。この言葉は和歌・茶道・生花などの風流なことを好むことで「好き」という言葉を当てたものです。現代の「もの好き」の意味を表していて「数寄者(すきもの)」という風にも使用されることがあります。風流なことを好むことから、最初は茶室のことを「数寄屋」と呼んでいました。それから茶室のような造りの住宅を「数寄屋造り」又は「数寄屋」と呼ぶようになったのです。

「数寄屋」と呼ばれる造りの家は寝殿造りや書院造りが元となっていますが、茶人たちはその堅苦しさを嫌いました。そこでそれをちょっと軽くしたような遊び心がある「数寄屋」を造るようになったのです。

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「数寄屋」の英語表現と類義語

「数寄屋」の英語の表現

次に「数寄屋」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Tea ceremony arbor(数寄屋)

【例文】

  • The free-standing tea ceremony room of the Japanese house is tasteful(日本家屋の数寄屋は趣がある)
  • I liked Japan, and I made a house a free-standing tea ceremony room(僕は日本が好きで家を数寄屋にしたんだ)

「Tea ceremony arbor」は「茶道のあずま屋」という直訳になります。「あずま屋」とは庭園などに設置される建物のことを言います。
「Tea ceremony arbor」という言葉があるということは、日本の建築様式である「数寄屋」が外国でも認められていて注目を集めているということですね。

「数寄屋」の類義語

「数寄屋」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 茶座敷(ちゃざしき)

「茶座敷」は「お茶をたてる部屋」「お茶をたてる設備のある座敷」という意味です。「数寄屋」はお茶をたてる茶室のような造りの家を表しますが、「茶座敷」は茶室そのもののことを言います。

 

「数寄屋」の使い方

最後に「数寄屋」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「数寄屋造に憧れて家を建てたかったが、妻は洋風が好みのようだ」
  2. 「雑誌に出ていた数寄屋風の建物にしたいと思い、設計してもらった」
  3. 「数寄屋は、素材を活かした造りの家です」
  4. 「侘びさびの心からできた数寄屋は、外国人からも評判の良い素敵な家です」
  5. 「数寄屋造は、現代の日本家屋の元となっている建築様式です」

「数寄屋」は日本の建築様式の一つで「もの好き」ということでもあります。
「数寄屋(造の家)」「数寄屋(風の建物)」などと使われることが多いですね。

 

歴史ある「数寄屋」

安土桃山時代の頃からある「数寄屋」は現代の日本の家の元でもありますし、歴史的な建物も多く残っています。京都の桂離宮・伏見稲荷大社・修学院離宮も「数寄屋」なのです。どれも趣のある建物ですよね。家には好みもありますが、落ち着く造りは「数寄屋」ではなかと思います。
「もの好き」と呼ばれても良いので、私が家を建てるならば「数寄屋」を第一候補にしたいですね。

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