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私は休日は家にいることが多く、割とラフな格好でうろついています。どのくらいラフかというと、すぐにお昼寝ができる格好です。コンビニにも、かろうじて行けるような格好で過ごしています。休日にしっかりと「身支度」を整える時は誰かと外で会う時ですね。
あなたはお休みの日、いつも「身支度」を整えていますか?
「身支度」ってところでなんだろう?と思っていないでしょうか。「身支度」は日常でもよく使用される言葉ですが、どこからどこまでが「身支度」なのか『起きて洗顔することも入るのか』『メイクをすること』『着替えをすること』も入るのか判りませんよね。
この記事では「身支度」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「身支度」の意味と語源
「身支度」の意味
それでは「身支度」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「身支度」は「みじたく」と読みます。
「身支度」とは「ある行動の準備で身なりを整えること」という意味です。
何か行動をする際、着替えをしたり、お化粧やヘアメイクなどをしたりすることですね。もちろん、洗顔や歯磨きも「身支度」の一つです。
「身支度」の語源
続いて「身支度」の語源をご紹介します。
「身支度」を二つの言葉に分けてご説明します。まず、「身」ですが、「からだ」「そのひと」「じぶん」「地位」などを表す漢字です。「自身」「分身」「身分」「身体」など多くの体を表現する言葉に使われています。
次に「支度」とは「準備」や「用意」という意味があります。「支度」は「仕度(したく)」と書くこともあります。意味は同じなのでどちらが間違っている漢字という訳ではありませんが、「支度」の方が昔からあり「仕度」は後からできた言葉です。漢字を間違えていると指摘される場合もありますので、「支度」を使用されたほうが良いでしょう。
「身支度」は「身体の準備」「自身の用意、準備」という意味で使われます。身だしなみを整えるという意味で使われるのがほとんどですが、身だしなみ以外では身辺整理(しんぺんせいり)的な意味合いで使用されることもあります。
「身支度」の英語表現と類義語
「身支度」の英語の表現
次に「身支度」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- Outfit
【例文】
- Because I seemed to be late, I fixed the outfit hastily(遅刻しそうなので急いで身支度を整えた)
- As for him, outfit always takes time(彼はいつも身支度に時間がかかる)
「outfit」は「衣装」という意味があります。「衣装一式」「服装一揃い」ということです。他にも「equipment」や「Dressing」という単語も「身支度」を表すことがあります。
「身支度」の類義語
「身支度」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 身だしなみ(みだしなみ)
「身だしなみ」は「身支度」とほぼ同じような意味合いなのですが、「服装、言葉、態度を整える心掛け」という意味です。
「身支度」はどんな格好でも「支度」という意味にはかわりありませんが、「身だしなみ」は「不快感を周りに与えないような心くばり」が必要とされます。
「身支度」の使い方
最後に「身支度」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「母はお出掛けの際、小一時間は身支度をしている」
- 「今日は寝坊して身支度をする時間もなく、飛び出してきた」
- 「身支度の途中で電話が鳴り時間が来たので、中途半端ででかけた」
- 「身支度が完璧ではなかったので、忘れ物が多くて困った」
- 「明日から行く、旅行の身支度がまだ終わっていない」
「身支度」は身体の周りを整えること以外にも、出かける際の荷物の準備なども含まれます。
「身支度が(整う)」「身支度を(する)」などと使われことが多いですね。
「身支度」は儀式
毎日の「身支度」は若干面倒なところがあります。髪の毛をセットしたり、着替えをしたり、女性などはメイクをしたりと「身支度」せずに外出は難しいものです。
しかし「身支度」を整えることで気持ちの切り替えができることも確かです。部屋でゴロゴロしている格好では恥ずかしいということもありますが、気持ちがダラけてしまいます。
「身支度」は、社会生活を送る上で大切な毎日の儀式なのです。
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