「東海道」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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日本全国、北から南、西から東へと、たくさんの道が通っています。新しい高速道路、国が作った国道・市・町・村の道、自分の家にだけ続く私道などです。どれも無いと困る人がいます。無くても良い道はないのではないかと思いますよね。沢山の人が通行する道も、一日に一人も通行人が通らない道もどちらも大切な道なのです。
道があるから人間同士の交流は多くなり、街が出来て物流があり国土が潤っていくのです。人が移動することが物を動かして景気を良くするのだと思います。道が無くなると、街が陸の孤島となってしまいかねません。
この記事では「東海道」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

「東海道」の意味と語源

「東海道」の意味

それでは「東海道」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「東海道」は「とうかいどう」と読みます。
「東海道」とは「江戸時代の五街道のひとつ」「古代日本の律令制の五畿七道(ごきしちどう)のひとつ」という意味です。
古い時代からの幹線道路の名前です。現在は、ほとんどが国道1号となっています。

「東海道」の語源

続いて「東海道」の語源をご紹介します。

「日本書紀」や「古事記」の歴史書では「東海道」を「うみつみち」と表現しています。これは「日本の東側の海に面する国の道」ということです。
律令制時代の国分けが、五畿七道という14の国に分けられていました。五畿は、大和・山城・摂津・河内・和泉の五つの区域、七道は東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道の七つの区域に分けられていたのです。そして時代は変わり徳川家康さんの時代になり、西の方から江戸へ向かうのに便利な道が「東海道」でした。
関ヶ原の戦い前に家康さんは、大阪にいる豊臣家へと繋がる道を整備し軍用の道として戦いやすい状態にしたのです。
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「東海道」の英語表現と類義語

「東海道」の英語の表現

次に「東海道」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Tokaido(東海道)

【例文】

  • I take a trip to Tokaido by bicycle this summer(僕はこの夏、東海道を自転車で旅する)
  • I check how many days you can walk Tokaido in(何日で東海道を歩けるか調べる)

「Tokaido」はもちろん、日本の古くからの道や地域の総称なので英単語で表す場合も「Tokaido」となります。

「東海道」の類義語

「東海道」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 中山道(なかせんどう)
  • 東山道(とうさんどう)

「中山道」は「東海道」と同じく、江戸時代の五街道の一つです。「中山道」は「東海道」とは違い、日本の内陸部を通る道です。
「東山道」も山の方の内陸部を通る道で東北地方から西の方に続く幹線道路です。

 

「東海道」の使い方

最後に「東海道」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「東海道の歴史は長く、古くからの主要幹線道路として使われてきた」
  2. 「東海道は、今の東京から京都までの道のりだ」
  3. 「僕は、東海道の海を見ながら帰省するのが好きだ」
  4. 「東海道には五十三次の宿場があるので、一つひとつ立ち寄ろうと思っている」
  5. 「東海道の総距離は514km、歩くと何日かかるかな」

「東海道」は日本を代表する幹線道路です。
「東海道の(宿場)」「東海道を(歩く)」などと使われます。

 

「東海道」を旅してみよう

「東海道」は大昔からある日本のメインストリート的な存在でした。この道が無ければ今の都道府県は少し違っていたのかもしれませんし歴史自体が変わっていたかもしれませんね。「東海道」を通れば日本の主要都市に行けるのです。宿場もたくさんあります。
海外旅行や有名な国内リゾート地への旅行も良いですが、「東海道」も一度、旅をしてみてはいかがでしょうか。

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