「善後策」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

誰しも仕事上のトラブルの対処法として、「事故が起きたらこうする」「問題が発生したら誰かに相談する」など決め事があるはずです。これが無ければ従業員は慌てふためき、大混乱が起きてしまいます。会社以外でも、公共の乗り物や施設などでも対策は事前に考えられているものです。
それから状況により、臨機応変に考えながらうまく後始末を付けて行くようなシステムになっているのではないでしょうか?
この記事では「善後策」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

「善後策」の意味と語源

「善後策」の意味

それでは「善後策」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「善後策」は「ぜんごさく」と読みます。
「善後策」とは「後始末をうまく着けるための方策」という意味です。
事件などの後始末を上手に着けるための方法のことを言います。
「前後策」と書き間違えないように注意しましょう。

「善後策」の語源

続いて「善後策」の語源をご紹介します。

まず、「善後」という言葉の意味は「後始末をする」「後のためによくする」ということです。事件が起こったあとに事件の後をうまくすることで、後始末をうまくしないと事件の後遺症などで身体的・物理的・経済的・精神的に影響があります。「善後」は「善後処置」「善後処理」などと使うこともあります。
次に「策」は「はかりごと」「くわだて」「計画」という意味があります。「画策」「対策」と使われます。また「策を練る」という使い方もあります。
「善後策」とは「後のために善くするくわだて」ということです。思いつきの適当な後始末をするのではなく、先にしっかりと計画を立てて今後のために善い計画を考えるということです。

 

「善後策」の英語表現と類義語

「善後策」の英語の表現

次に「善後策」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • corrective measure(善後策)

【例文】

  • I take a corrective measure(善後策を講じる)
  • I think about a corrective measure(善後策を考える)

「corrective measure」は「対処法」という意味もあります。「corrective」は「矯正的な」「調整的」という意味です。「measure」は「計測」という意味で「メジャー」という言葉は日本語でも何かを計る道具としてメジャーですね。
「善後策」は他に「remedy」という単語でも表すことがあります。

「善後策」の類義語

「善後策」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 対応策(たいおうさく)

「対応策」は「問題や懸念に応じて計画を立て実行する」ということです。何か事が起こってから、それに合った措置をするということですね。
それに加え、さらに「善後策」は後で良い方向になるように計画されることです。

 

「善後策」の使い方

最後に「善後策」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「政治家に善後策を考えろと言っても無理な話だ」
  2. 「この問題をきっかけに善後策を講じてきた」
  3. 「善後策を講じて対処してきたが、それ以上にこの事件は厄介だった」
  4. 「会社がいつ無くなっても大丈夫なように、私なりに善後策を考えている」
  5. 「イザとなった時の善後策を講じておいて助かった」

「善後策」は事件が起きてから、その事件の後始末を良くする方法のことを意味しますが、事件が起きる前にもあらかじめ考えられていることが多いです。
「善後策を(講じる)」「善後策を(考える)」などと使われる場合が多いですね。

 

事件や問題を想定して「善後策」を講じる

事件・事故・問題などは起こらない方がもちろん良いのですが、人間にはどうしても予想のつかない、止めることのできないことが起こってしまいます。
それをあらかじめ予想して対策を練っておかなければ、何か起きた時すぐに対応できずに問題が更に大きくなってしまうことがあるのです。「善後策」は先に想定しておかなければならない大切な「策」なのです。

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