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私は京都にある世界遺産周りをしたことがあります。遠方からでしたので、日程が足りず、とてもじゃないけれど、周りきれませんでした。今でも行きたい場所は山ほどあります。当時は何となく周っていたのですが、年月が過ぎ視点が変わったのか、再びじっくりと訪れてみたい場所もあります。
世界遺産は観光地化されて、なんとなく騒がしいイメージもありますが、私たち人間の歴史でもあります。世界遺産とまではいかずとも、「文化財」に注目してみても面白いかもしれません。
この記事では「文化財」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をわかりやすくご紹介します。
「文化財」の意味と語源
「文化財」の意味
それでは「文化財」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「文化財」は「ぶんかざい」と読みます。
「文化財」とは「文化活動の結果でできた文化的価値のあるもの」という意味です。
学問、芸術など人類の習慣、行動などで生じた価値ある財産を表しており、目に見える絵画、建築物などの有形文化財と、演芸や音楽などの目に見えない無形文化財などがあります。
「文化財」の語源
続いて「文化財」の語源をご紹介します。
建物ひとつにしても気候に合わせて建てる住居が違ったり服装も違ったりするのですが、それも「文化」のひとつです。人間が他の動物とは違って頭で考え、環境に合わせて生活して行く上で生じた物を「文化」というのです。その価値があるものが「文化財」とされます。
人間の歴史の上で、保護して行かなければならない、貴重な「文化」を「文化財」として認定するのですね。
「文化財」」の英語表現と類義語
「文化財」の英語の表現
次に「文化財」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- cultural assets(文化財)
【例文】
- This neighborhood is dotted with historic cultural assets(この辺りは歴史的な文化財が点在している)
- This building is appointed in cultural assets(この建物は文化財に指定されているんだよ)
「cultural」とは「文化的な」という意味です。日本語でも良く使われる「文化」という英語の「culture(カルチャー)」の形容詞です。
「assets」というのは「資産」「財産」という意味ですね。
「文化財」の類義語
「文化財」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 文化遺産(ぶんかいさん)
「文化遺産」は「文化財」とほぼ同じ意味合いを持っています。
歴史的に価値が高いもの、後世に残しておかなければならないものが、「文化遺産」として世界中で保護されています。
「文化財」の使い方
最後に「文化財」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「地域ごとに文化財を保護したり、展示していたりするところが日本中にあります」
- 「文化財は、自然災害で失われることもあります」
- 「日本では、神社やお寺が文化財にされているところが沢山あります」
- 「世界文化遺産も文化財と同じ意味を持っています」
- 「この建物は歴史的に価値が高いので、文化財に指定されてもおかしくはないと思います」
「文化財」は世界中、人間の営みがある場所にあります。
「文化財に(指定される)」「文化財を(保護する)」などと使われる場合が多いですね。
「文化財」を改めて調べてみましょう
ご自分の住んでいる街に「文化財」があるのか、今一度調べて見学に行くと「文化財」について、より一層理解を深めることが出来るのではないでしょうか。
何となく見ても、つまらないかもしれませんが、その「文化」があってこそ、今、住んでいる街があるということに気づかされます。あなたの街の歴史やルーツが解るのが「文化財」です。
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