「千秋楽」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

私は祖母が大ファンであったこともあり、小さい頃にテレビでお相撲をよく見ていました。子供の頃は、お相撲の最終日がとても嬉しかったことが記憶にあります。
祖母が好きで見ていたというだけで、私としては別の番組が見たかったのです。
祖母は「千秋楽だ~」と、最終日は朝から楽しみにしていました。
「千秋楽?」テレビ欄にも書いてあり、私は不思議でなりませんでした。
「千秋楽」とは何事なのか?お相撲は「初場所」「春場所」「夏場所」「名古屋場所」「九州場所」と「秋場所」があります。「秋場所」は一度だけなのに何故いつも「千秋楽」というのか疑問が残ります。
この記事では「千秋楽」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「千秋楽」の意味と語源

「千秋楽」の意味

それでは「千秋楽」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「千秋楽」は「せんしゅうらく」と読みます。
「千秋楽」とは「相撲や演劇などの興行(こうぎょう)の最終日」という意味です。
「興行」とは、演芸やスポーツなどの入場料を払って鑑賞・観戦することを言います。その日程の最終日を「千秋楽」と言います。

「千秋楽」の語源

続いて「千秋楽」の語源をご紹介します。

日本古来の音楽である雅楽(ががく)に「千秋楽」という名前の曲がありました。
「千秋楽」という曲は、仏教の法会(法事)の終わりに演奏されていた曲です。
そこから、「千秋楽」は演目などの最後に演奏されたところから最終日を「千秋楽」と呼ぶようになりました。

「千秋」とは「長い年月」という意味で千回秋がめぐってくることを言います。
「楽」は「楽しい」ということですね。
「いつまでも楽しいときが続くように」と願いを込めて最終日が「千秋楽」となったのでしょう。

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「千秋楽」の英語表現と類義語

「千秋楽」の英語の表現

次に「千秋楽」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • concluding festivities
  • concluding program
  • an end
  • final day
  • last day

「千秋楽」の英語はたくさんありますが、中でも多く使われる「last day」と「final day」を例文でご紹介します。

【例文】

  • I notice the last day of a public performance of the musical that I wanted to go for being today(行きたかったミュージカルの千秋楽が今日だということに気が付く)
  • You do not have until the final day(千秋楽までは持たない)

「last day」の「last」は「最後」、「final day」の「「final」は「最後の」という意味です。どちらも「最終日」という意味になり「千秋楽」となります。
「concluding festivities」「concluding program」の「concluding」は「結論」という意味があり、「festivities」は「祝い、お祭り騒ぎ」、「program」は「計画、予定、演目」という意味です。

「千秋楽」の類義語

「千秋楽」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 楽日(らくび)
  • 幕引き
  • 終幕

「楽日」は千秋楽の日であり、興行期間の最終日という意味です。「初日」「中日」「楽日」というように使われる中の一つで、「楽日」は特に重要な日とされています。

 

「千秋楽」の使い方

最後に「千秋楽」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「大相撲の初場所は、初日から千秋楽まで満員御礼だった」
  2. 「南座でやっている演目の千秋楽は、確か明日だよ」
  3. 「舞台の千秋楽はそれまでの内容とはとは違い、より感動する脚本だった」
  4. 「あの力士は調子が悪く、千秋楽の前日に休場になってしまった」
  5. 「長いと思っていた公演は始まってしまうと、あっという間に千秋楽を迎えてしまった」
  6. 「千秋楽までは大変な苦労があるものだ」

「千秋楽」はお相撲、公演などで大変特別な日であるようですね。
「千秋楽を(迎えた・る)」「~の千秋楽は」などと使用することが多いです。

 

「千秋楽」は特別な日

「千秋楽」は相撲や歌舞伎などの演劇の最終日です。
舞台や土俵の上の人、それに関わる人たちは初日から「千秋楽」までやりきるというのは大変なことだと思います。その期間はかなり集中して仕事をしなければいけません。その集中力から素晴らしいものが出来上がり、私たち観る側を喜ばせてくれます。
そして迎える「千秋楽」というのは恐らく、ただの最終日ではなく特別な日で感慨ひとしおなのではないでしょうか。

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