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あなたが良かれと思ってやった行動や発言が相手から「生意気」などと思われていることもあるでしょう。私も後で気が付くことが多いですが、「でしゃばりすぎた」「あれは私が出て行かなくてもよい場面だった」と思うことが沢山あります。自分の知っていることを「ひけらかしたい」のかもしれませんが、最近は十分に気を付けて行動や発言しようと心がけています。
良かれと思って行ったことが相手の気分を害するということは、本末転倒ですからね。
この記事では「猪口才」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「猪口才」の意味と語源
「猪口才」の意味
それでは「猪口才」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「猪口才」は「ちょこざい」と読みます。
「猪口才」とは「小生意気(こなまいき)」「小賢しい(こざかしい)」という意味です。
小生意気は「妙に生意気で憎らしい」ということ、小賢しいは「利口ぶって生意気」という意味があります。
「猪口才」の語源
続いて「猪口才」の語源をご紹介します。
「猪口才」はたった3文字しかない言葉なのですが、意外と奥深い事情があるのですね。
「猪口才」の英語表現と類義語
「猪口才」の英語の表現
次に「猪口才」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- Effrontery(猪口才)
【例文】
- He is taking a still effrontery attitude(彼は相変わらず猪口才な態度を取っている)
- Effrontery child that does not discern the position(立場をわきまえない猪口才な子だ)
「Effrontery」は「厚かましい」「ずうずうしい」という意味もあります。
「猪口才」は他に「presumptuous」「impertinent」という言葉で表すことができます。
「猪口才」の類義語
「猪口才」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 生意気(なまいき)
- 厚顔(こうがん)
「生意気」は「自分の能力、年齢を考えないで、出過ぎたことをすること」という意味です。「厚顔」は「厚かましくて、恥知らず」という意味です。
どちらも「厚かましく、ずうずうしい」ことを表します。
「生意気」について、もっと詳しく書きました。
「猪口才」の使い方
最後に「猪口才」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「今年の新入社員は猪口才が多いと、上司は毎年のように言っている」
- 「僕も数年前は猪口才で、思い出せば恥ずかしいことばかりだ」
- 「娘のクラスメイトに猪口才の子がいて、娘にはそうならないように躾けているつもりだ」
- 「あの人は何様のつもりですか?猪口才で、社長にも失礼な態度をとっている」
- 「猪口才の態度を改めなければ彼はこれ以上、出世をしないと思う」
身の程知らずで、生意気な態度をとる人が「猪口才」と言われてしまいます。
「猪口才の(態度)」「猪口才な(人、子)」などと使われることが多いですね。
「猪口才」と思われないためには
「猪口才」という言葉、いかがでしたか?あなたに身に覚えはないでしょうか。小生意気な態度や言動は知らず、知らずのうちにしている事があるのです。自分では普通のつもりでも相手からすると、「よく、知りもしないくせに生意気な」と思われているかもしれません。
「猪口才」と思われないように発言や行動は慎重に、よく知らないことは十分状況を把握してから行動しましょう。
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