「猪口才」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

あなたが良かれと思ってやった行動や発言が相手から「生意気」などと思われていることもあるでしょう。私も後で気が付くことが多いですが、「でしゃばりすぎた」「あれは私が出て行かなくてもよい場面だった」と思うことが沢山あります。自分の知っていることを「ひけらかしたい」のかもしれませんが、最近は十分に気を付けて行動や発言しようと心がけています。
良かれと思って行ったことが相手の気分を害するということは、本末転倒ですからね。
この記事では「猪口才」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「猪口才」の意味と語源

「猪口才」の意味

それでは「猪口才」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「猪口才」は「ちょこざい」と読みます。
「猪口才」とは「小生意気(こなまいき)」「小賢しい(こざかしい)」という意味です。
小生意気は「妙に生意気で憎らしい」ということ、小賢しいは「利口ぶって生意気」という意味があります。

「猪口才」の語源

続いて「猪口才」の語源をご紹介します。

まず、「猪口」という言葉はお酒を飲む時の「お猪口(おちょこ)」、お蕎麦を食べる時の「蕎麦猪口(そばちょこ)」など器として使われることが多いです。「猪(いのしし)」の漢字を使っているので関係があるかと思いきや、「猪」は当て字です。朝鮮の方で酒を飲む器の「鍾甌(ちょんぐ)」という言葉が元で「ちょく」と呼ばれていたものが「ちょこ」となり、「猪口」と字が当てられたのです。「猪口」という言葉は器の他に「ほんのすこし」「わずかな」という意味があります。その「猪口」に「才」という「生まれつき持っている能力」を付けることで、「ほんのすこしの才能」「わずかな能力」という意味になり、そこから更に「ちょこまかと動き回って小賢しい」「ほんのわずかな才能しかないくせに、生意気な」というように使われるようになったのです。
「猪口才」はたった3文字しかない言葉なのですが、意外と奥深い事情があるのですね。
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「猪口才」の英語表現と類義語

「猪口才」の英語の表現

次に「猪口才」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Effrontery(猪口才)

【例文】

  • He is taking a still effrontery attitude(彼は相変わらず猪口才な態度を取っている)
  • Effrontery child that does not discern the position(立場をわきまえない猪口才な子だ)

「Effrontery」は「厚かましい」「ずうずうしい」という意味もあります。
「猪口才」は他に「presumptuous」「impertinent」という言葉で表すことができます。

「猪口才」の類義語

「猪口才」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 生意気(なまいき)
  • 厚顔(こうがん)

「生意気」は「自分の能力、年齢を考えないで、出過ぎたことをすること」という意味です。「厚顔」は「厚かましくて、恥知らず」という意味です。
どちらも「厚かましく、ずうずうしい」ことを表します。

 

「猪口才」の使い方

最後に「猪口才」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「今年の新入社員は猪口才が多いと、上司は毎年のように言っている」
  2. 「僕も数年前は猪口才で、思い出せば恥ずかしいことばかりだ」
  3. 「娘のクラスメイトに猪口才の子がいて、娘にはそうならないように躾けているつもりだ」
  4. 「あの人は何様のつもりですか?猪口才で、社長にも失礼な態度をとっている」
  5. 「猪口才の態度を改めなければ彼はこれ以上、出世をしないと思う」

身の程知らずで、生意気な態度をとる人が「猪口才」と言われてしまいます。
「猪口才の(態度)」「猪口才な(人、子)」などと使われることが多いですね。

 

「猪口才」と思われないためには

「猪口才」という言葉、いかがでしたか?あなたに身に覚えはないでしょうか。小生意気な態度や言動は知らず、知らずのうちにしている事があるのです。自分では普通のつもりでも相手からすると、「よく、知りもしないくせに生意気な」と思われているかもしれません。
「猪口才」と思われないように発言や行動は慎重に、よく知らないことは十分状況を把握してから行動しましょう。

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