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芸能人やスポーツ選手、政治家などの著名人は「檜舞台」と言われるようなところに上がることができるようです。檜は高級な木材のイメージ。「総檜風呂(そうひのきぶろ)」と聞くと超高級温泉旅館な感じがしてきますね。その檜を使用した「檜舞台」をご存知ですか?
役者でもない私たちは「檜舞台」に上がることなど一生無いように思えますよね。しかし、一般人の私でも何とかすれば「檜舞台」へ上がることができるのです。もちろん、あなたも上がれます。
では「檜舞台」はどうしたら上がれるのか、この記事では「檜舞台」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「檜舞台」の意味と語源
「檜舞台」の意味
それでは「檜舞台」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「檜舞台」は「ひのきぶたい」と読みます。
「檜舞台」とは「一流の舞台、劇場のこと」「自分の腕前を披露する晴れの場所」という意味です。
格式のある舞台や、第一線で自分の手腕を披露することを表します。
「檜舞台」の語源
続いて「檜舞台」の語源をご紹介します。
そのようなことから、「檜舞台」は「一流の格式ある舞台」「自分の腕前を披露できる晴れの場所」ということで使われるようになりました。
「檜舞台」の英語表現と類義語
「檜舞台」の英語の表現
次に「檜舞台」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- limelight(檜舞台)
【例文】
- I stand in the limelight(檜舞台に立つ)
- He aims at the limelight(彼は檜舞台を目指している)
「limelight」は、元々劇場などで用いられた照明器具のことです。「脚光を浴びる」「注目の的」ということで使用される英語です。
「檜舞台」は、他にも「first-class stage」や「big time」という英語で表すこともあります。
「檜舞台」の類義語
「檜舞台」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 晴れ舞台(はれぶたい)
「晴れ舞台」は「人前で何かを披露する」「晴れがましい場所、場面」などという意味があります。
入学式・卒業式・結婚式など人生における「おめでたい」節目に使われますね。
「檜舞台」の使い方
最後に「檜舞台」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「今、檜舞台に立てているのは、暖かく見守ってくれた妻のお陰だ」
- 「彼は長年苦労して、やっと檜舞台を踏むことができた」
- 「檜舞台を目指して、今の仕事を頑張っていく」
- 「僕は檜舞台に上がることを夢見て、毎日稽古してきた」
- 「この檜舞台から降りることが無いように、日々精進だ」
「檜舞台」は努力があって上がれることがあります。上がっても毎日努力は続きます。
「檜舞台に(上がる)」「檜舞台を(踏む)」などと使われることが多いですね。
「檜舞台」はひとつの目標
「檜舞台」を目指すのは、大変すばらしいことだと思います。目指した結果、自分の力を充分に発揮できる「檜舞台」に上がるというのは一つの目標です。「檜舞台」へ上がるのは何か一つの目標を持って努力し、それを人に発信することです。
しかし「檜舞台」に上がることが出来なくても決して失敗ではありませんし、負けでもありません。あなたに合った「舞台」があるのです。大きな舞台や中くらいの舞台、小さな舞台があり、それぞれの舞台には役割がちゃんとあります。舞台の格式ではなく、そこで「どう輝くのか」ということが大切なことなのです。
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