「不可逆」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

あなたは何かを作る時、元には戻せないと考えると緊張して手が震えてしまうことはありませんか?私は特に仕事の時など、緊張で頭が真っ白になることを何度も経験しました。
「不可逆」という言葉を使われると、余計に緊張感が増します。
普段、使い慣れていない言葉だからでしょうか。絶対に元に戻せないものって世の中に沢山あります。身近なことでは料理の工程です。生のものから火を通したり、包丁で切ったりなどです。材料がそれしかない時など、失敗は許されないと思ってしまいます。
この記事では「不可逆」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「不可逆」の意味と語源

「不可逆」の意味

それでは「不可逆」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「不可逆」は「ふかぎゃく」と読みます。
「不可逆」とは「元の状態には戻れない」という意味です。
ある状態に変化したことが元の状態には戻ることが出来ないことを言います。
取り返しがつかないということです。

「不可逆」の語源

続いて「不可逆」の語源をご紹介します。

「可逆(かぎゃく)」という言葉があります。これは「逆戻しすることができる」ということです。ある状態から変化させたものを、元の状態に戻すことができるということです。その打消しで「不」が付き、「変化させたものを元の状態に戻せない」ということで「不可逆」とされました。
また、「不可」は「可能ではない」ということ、「逆」を付けることで「逆にすることが可能ではない」ということになります。
「不可逆的」などと使われることが多いです。これは「元の状態に戻せない性質」ということです。
例えば、牛乳は生クリームやチーズやバターに出来ますが、その逆に生クリームやバターやチーズは牛乳には戻せませんよね。このようなことを「不可逆的」と使われるのです。
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「不可逆」の英語表現と類義語

「不可逆」の英語の表現

次に「不可逆」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Irreversible(不可逆、不可逆的)
  • Irreversibility(不可逆性)

【例文】

  • The irreversibility of time(時間の不可逆性)
  • This material has an irreversible property(この物質は不可逆的な性質を持っている)

「Irreversible」は「元に戻せない」「逆にできない」ということです。「Irreversibility」となると「不可逆性」となり「不可逆」と同じ意味で使われます。「不可逆な性質」ということです。

「不可逆」の類義語

「不可逆」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)

「覆水盆に返らず」は「一度起きたことは元に戻らない」という意味のことわざで、「一度離婚した夫婦は二度と元に戻らない」という中国の太公望が元嫁に言ったことが由来しています。「お盆の水がこぼれてしまったらお盆に水が戻らないのと同じ」ということなのです。

 

「不可逆」の使い方

最後に「不可逆」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「私と彼との間は不可逆的な損傷があるので、元には戻れない」
  2. 「不可逆な事柄を事前に予想できなかった」
  3. 「不可逆性を持った物質がたくさんある」
  4. 「友人とは不可逆的な間柄になってしまった」
  5. 「もう二度と会うことが無いよう、不可逆的解決をしたいと考えている」

「不可逆」は後戻りできない、取り返すことのできないことです。
「不可逆(的な)」「不可逆(性をもった)」などと使われることが多いですね。

 

「不可逆」で緊張感

「不可逆」は元には戻りません。物質も人の気持ちも、状態もです。ですから物事を始める時は、慎重にしなければ取り返しがつきません。このように、「不可逆」という言葉を使うだけで緊張感が出てきますね。慎重に事を進めなければならない物事の場合は、「不可逆的な」などと使った方が後先をしっかり考えて行動するのかもしれませんね。
元に戻せなくても大丈夫なことは気軽に考え、慎重にしたい時は「不可逆」と使い分ければ失敗も少ないのかもしれません。

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