「不条理」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

大昔は生まれた家によって貧富が決まっていて、今のように自分の力で富を築いてやろうということは叶わないことでした。どんなに『頭が良くても、歌が上手でも、顔が良くても』です。現代ではそのようなことが少なくなり、自分の努力次第でなりたい人生を歩むことができます。
しかし、「不条理」は世界のあちこちに未だに残っているのです。あなたにも「不条理」なことが時にはあるかもしれません。
この記事では「不条理」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「不条理」の意味と語源

「不条理」の意味

それでは「不条理」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「不条理」は「ふじょうり」と読みます。
「不条理」とは「物事の道理、道筋に反している」という意味です。
「不条理」は、人の力ではどうすることもできないことをいいます。

「不条理」の語源

続いて「不条理」の語源をご紹介します。

「不条理」の漢字を分けてみて行きましょう。「不」は否定として使う漢字で、この「不条理」の場合「条理」を否定しています。では「条理」という言葉ですが、意味は「物事の正しい道、道筋」ということです。これを「不」が否定しています。
「条」という漢字は元々、「條」の略字で水の流れる様子をあらわす漢字で水が筋を付けたり、枝分かれしていることを表しています。そこから「筋」「枝」という意味を持つようになりました。「理」は「ととのえること」「おさめること」という意味と「分ける」「筋道をつける」という意味もあります。
「条理」は「筋道」「筋」を強調している言葉です。それを「不」で打ち消しているのが「不条理」なのです。
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「不条理」の英語表現と類義語

「不条理」の英語の表現

次に「不条理」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Absurdity(不条理、不合理)

【例文】

  • I was born in the absurd world(不条理な世界に生まれた)
  • That company was only absurdity(あの会社は不条理ばかりだった)

「absurdity」は「不合理」ということで、「不合理」とは「道理に合っていない」という意味があります。「absurdity」は他に「ばかばかしい」という意味でもあります。

「不条理」の類義語

「不条理」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 理不尽(りふじん)

「理不尽」は「物事の筋道が通らないこと、道理にあわない」という意味で「不条理」とほぼ同じ意味を持っていいます。
「理不尽」は「理屈に合わない」場面で使用しますが、「不条理」は「生まれた国によって人生が決まってしまう」などのことを言います。「誰でも自分の人生は自分で決めて進むものだ」ということが正しい筋道であることなのに、「自分ではどうしようもないこと」が「不条理」ということなのです。このような、生まれた国で自分の人生を決めて行けないということは日本人にとっては理解しにくいところかもしれませんね。

 

「不条理」の使い方

最後に「不条理」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「この世界には、不条理なことがたくさんある」
  2. 「世の中の不条理を目の当たりにし絶望した」
  3. 「あの国の支配者は、不条理なことを受け入れる国民の気持ちがわからない」
  4. 「不条理とも思わず、当たり前の世界だと生きている人はたくさんいる」
  5. 「生まれながらの障害を不条理だという人はたくさんいる」

「不条理」は、自分の力ではどうにも変えられることができない場合に使用されます。
「不条理な(こと、世界)」「(これは)不条理だ」などと使う場合が多いですね。

 

「不条理」は気が付いていないことも多い

「不条理」は「自分でどうにもならない物事」で、生まれた国や家柄や障害など自分では変えられないことを受け入れ、人生が定められている場合に「不条理だ」と言われることがあります。このような環境にいる人は実際「不条理」ということに気が付いていないかもしれません。生まれながらにそのような環境なのですから、自分にとっては当たり前なことなのです。
自分で環境を選んで人生を進めて行く人からみれば「大変だ」とか「かわいそう」などと思う人がいるかもしれませんが、「不条理」な環境で生まれ育っている人は辛い環境は神様から与えられた使命を一生懸命頑張って生きている人だと思います。

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