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人によって気になる臭いと、そうでないものがあるようで、体臭も自分の体臭に似ていると、気にならないという話を聞いたことがあります。ですが、「あのおっさんの臭いが、なかなかの臭いがする」という噂を聞いていたけれど、気になるほど臭わなかった場合、私はその話を思い出し、「自分の体臭がもしかしたら、あのおっさんの臭いと似ているかも?」と考えて、なんだかモヤモヤすることがあります。おっさんの「加齢臭」と似ているのかと思うと自分も「加齢臭」がするのだろうか?と心配になってしまいます。
この記事では「加齢臭」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「加齢臭」の意味と語源
「加齢臭」の意味
それでは「加齢臭」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「加齢臭」は「かれいしゅう」と読みます。
「加齢臭」とは「中高年の特有な臭い」という意味です。
ノネナールという成分が原因の加齢による臭いのことを言います。
「加齢臭」の語源
続いて「加齢臭」の語源をご紹介します。
「加齢臭」は日本の化粧品製造販売会社が命名した臭いの呼び方です。2000年に出来た言葉ですので非常に新しい言葉ですね。「加齢」というのは誕生日や新年が訪れて年を一年ごとに重ねることを言います。「臭」は「ニオイ」のことをいいますが、特に嫌なニオイ、くさいという時に使われます。「加齢臭」は「年齢を重ねた人の嫌なニオイ」ということになります。
この臭いは「おやじ臭」などと言われることもあるのですが、男女に関係なくするもので、だいたい、40代以降から臭いが出てきます。
「加齢臭」の英語表現と類義語
「加齢臭」の英語の表現
次に「加齢臭」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- Aging odors
【例文】
- I was worried about aging odors recently(最近加齢臭が気になってきた)
- I have aging odors from a scalp(頭皮から加齢臭がする)
「Aging」は日本語で「老化」という意味です。「odors」とは「odor」の複数形で「臭い」「悪臭」という意味です。「Aging odors」は「老化による悪臭」ということですね。
他にも「Old person smell」という英語で「加齢臭」を表すこともあります。
「加齢臭」の類義語
「加齢臭」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 老化現象(ろうかげんしょう)
「老化現象」とは老化に伴い起こる物忘れ、視力・聴力の衰え、足腰が弱まるなど、心身の変化です。「加齢臭」は「老化現象」のひとつではないですが、年を重ねるにつれて臭ってきます。
「加齢臭」の使い方
最後に「加齢臭」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「父の加齢臭が気になってしょうがない」
- 「加齢臭を馬鹿にする若い女性が多いが、女性の方が加齢臭が強いという話もある」
- 「気になる加齢臭はサプリを飲んで誤魔化す方法もある」
- 「普段の食事で加齢臭の軽減をすることもできます」
- 「加齢臭はおやじ臭とも呼ばれていますが女性も加齢で臭うのです」
- 「資生堂が加齢臭という言葉を命名し流行らせました」
「加齢臭」は中高年特有の臭いを表す言葉です。
「加齢臭が(きつい)」「加齢臭を(気にする)」などと使われることが多いですね。
年をとればみんな「加齢臭」
「加齢臭」は年を重ねれば男女問わず臭うのです。自分の体から臭っているので自分では気が付かないかもしれません。中高年になった時、周りで「加齢臭」がする同年代の人にあったなら、自分の体臭も確認してみましょう。
枕カバーの臭いなど、朝起きてシャワーを浴びた後などに客観的に嗅いでみてください。不自然な臭いがするかもしれません。それこそあなたの「加齢臭」です。
ですが落ち込まないでください。みんな臭いがするのですから。立派に年を重ねてきた証拠です。「あ~頑張ってここまできたな~」と感じたあとは、少しだけ体臭対策に気を付けて行きましょう。
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