「眉唾物」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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骨とう品店へ行くことはあまりないかもしれませんが、オークションサイトや個人同士のフリマアプリなどで価値の高い商品を売買することがあります。実際に手に取って商品を見ても、本物の商品か偽物なのか解らないこともあるというのに、商品説明の文章や画像のみで商品の価値の判断をするのは大変なことだなといつも思います。とんだ「眉唾物」であれば金銭的にも、心も大損をした気持ちになりますよね。
この記事では「眉唾物」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「眉唾物」の意味と語源

「眉唾物」の意味

それでは「眉唾物」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「眉唾物」は「まゆつばもの」と読みます。
「眉唾物」とは「信用ができないこと」「真偽が疑わしい」という意味です。
だまされる心配があることを表わしています。

「眉唾物」の語源

続いて「眉唾物」の語源をご紹介します。

「眉唾」について詳しく説明しますと、昔からの言い伝えで狐や狸は人を騙すと言われてきました。そこで眉に唾をつけておけば、騙されないと伝えられてきたのです。山で狐に出会ったら眉毛の本数を数えられて騙されると言われ、眉に唾を付けて数えることが出来ないようにしたことから、「眉唾」は騙されないように注意することを意味しました。
そこから、人を騙すような疑わしいことを「眉唾物」というようになっていったのです。
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「眉唾物」の英語表現と類義語

「眉唾物」の英語の表現

次に「眉唾物」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • fake(眉唾物)
  • cock-and-bull story(たあいのない嘘、眉唾物)

【例文】

  • Only a fake is sold here(ここは眉唾物ばかり売っている)
  • His information has many cock-and-bull stories(彼の情報は眉唾物が多い)

「cock-and-bull story」は直訳すると「雄鶏(おんどり)と雄牛(おうし)の話」ということになります。日本語の訳では「たあいのない嘘」「でたらめ」です。

「眉唾物」の類義語

「眉唾物」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 胡散臭い(うさんくさい)
  • インチキ

「胡散臭い」とは「なんとなく疑わしい様子」「見た感じが怪しい」ということです。信用ならない様子が「眉唾物」と似ていますよね。
「インチキ」とは「不正」や「ごまかしている」ということです。特に勝負事で使われることが多く、語源は「イカサマ」で「いかにもそのように見えるさま」の略語からきています。

 

「眉唾物」の使い方

最後に「眉唾物」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「町内唯一の骨董品屋は、眉唾物の商品ばかり置いてあるという噂だ」
  2. 「週刊誌の記事の内容は、眉唾物が多い」
  3. 「母は眉唾物の広告に騙されて、化粧品を購入している」
  4. 「難しい話をしている彼の知識は、意外と眉唾物だ」
  5. 「この掛軸が数百年も前のものだと言われても、眉唾物にしか聞こえない」
  6. 「奴の話は眉唾物だから、信用したことは一度もない」

「眉唾物」は話がうますぎて信用できない場合に使われます。
「眉唾物の(商品)」「(その話は)眉唾物だ」などと使用されることが多いですね。

 

「眉唾物」の多くは人間

「眉唾物」は動物に化かされないようにするところからできた言葉です。しかし実際に動物には化かされることはありません。結局、化かすのは人間ばかりです。狐や狸にとっても失礼な話ですよね。いつだって「眉唾物」の物事を提供してくるのは人間ですので、普段からじっくりと人を観察して騙されないようにしたいものです。
本物を見極めるというのは難しいことですが、普段から物事を見据えていれば「眉唾物」を手にすることもないでしょう。そうやって騙されない勘を鍛えれば、わざわざ眉に唾を付ける必要もありませんよね。

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