「大理石」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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あなたが身近に見る「大理石」はどこにありますか?立派な建物やご自宅の建築素材でしょうか。最近はまな板でも使用されているようですよ。お菓子や麺類を打つ時にも使われるそうです。
私の知っている「大理石」はマンションのエントランスや公共施設の床やカウンターです。自宅の玄関の床材にしている人もいました。こうして思い出してみるると、「大理石」は様々な場所で使用されているようです。
この記事では「大理石」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

「大理石」の意味と語源

「大理石」の意味

それでは「大理石」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「大理石」は「だいりせき」と読みます。
「大理石」とは「石灰岩が変形作用を受けてできた岩石」という意味です。
世界中で建築や彫刻の材料として古くから使用されています。

「大理石」の語源

続いて「大理石」の語源をご紹介します。

「大理石」の語源は中国の大理市で、大昔は「大理国(だいりこく)」という国がありました。その国で産出された石なので「大理」と「石」を合わせたのです。
英語では「大理石」を「marble (マーブル)」と言います。この「marble」の語源は古代ギリシャ語の「marmaros( マルマロス)」から来ていると言われていて、「marmaros」の意味は「輝く石」と言います。「marmaros」は古代ローマのラテン語で「marmor」という言葉に変わり、更に古いフランス語では「marbre」と変わりました。その後、英語で「marble」となっていったのです。
日本でも岐阜県や山口県で「大理石」は産出されています。
「大理石」の特徴は模様が美しく、比較的加工しやすいということで、彫刻や建築の素材として用いられています。

「大理石」の英語表現と類義語

「大理石」の英語の表現

次に「大理石」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

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  • marble(大理石)

【例文】

  • Marble stairs(大理石の階段)
  • I made the floor of the entrance marble(玄関の床を大理石にした)

「marble」は日本語でもそのまま使われています。「マーブル模様」というと大理石のような幾重にも重なった線や渦の模様のことを言います。お菓子の模様やや生地などに使われていますね。

「大理石」の類義語

「大理石」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 結晶質石灰岩(けっしょうしつせっかいがん)
  • なめいし

「結晶質石灰岩」は岩石学(がんせきがく)という岩の多様性、成り立ちについて研究する地質学での「大理石」の別の呼び方です。
また、「なめいし」も「大理石」のことを表わしています。「なめらかな石」という意味です。

 

「大理石」の使い方

最後に「大理石」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「ホテルのロビーはピカピカの大理石で埋めつくされています」
  2. 「父は大理石の上で転んで腰を打ってしまった」
  3. 「別荘の大理石に水をこぼしてしまい、シミになってしまった」
  4. 「リフォームしたキッチンのカウンターを大理石にしてみた」
  5. 「昨日行った美術館の彫刻は大理石とブロンズが半々だった」

「大理石」を使用することで高級感が漂いますね。
「大理石の(床)」「大理石を(用いた)」などと使われることが多いです。

 

「大理石」は高級素材

「大理石」で様々な物を造ると高級感、重厚感が増します。エントランスの床や柱などに使用することで建物がワンランク上に見えるのです。「大理石」という素材が高級なのですね。その分メンテナンスも難しいところもあります。「大理石」を建築素材に使用するというのはリスクがあるのです。
それでも「大理石」は石ですから、木よりもはるかに長持ちしますので、適材適所ということで良いのではないでしょうか。私もいつかは「大理石」を使用している家を建てて住みたいものです。

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