「功労者」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

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日本の内閣府は、勲章を授与しています。

勲章の種類は様々で、「大勲位菊花章」「桐花大綬章」「旭日章」などなど様々です。

授与対象の内容には「功労のある方」と書いてあります。

日本で、「功労者」とされた人に対して贈られる勲章です。

素晴らしい行いをされた人に与えられます。

しかし、勲章がなくとも、世の中には「功労者」と呼ばれる人は沢山います。

あなたも、きっとその一人だと私は思います。

この記事では、「功労者」の意味や語源、使い方の例文、類義語や英語の表現をご紹介します。

 

 

 

「功労者」の意味と語源

 

「功労者」の意味

 

最初に、「功労者」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが、「功労者」は「こうろうしゃ」と読みます。

「功労者」とは、「苦労の末に功績を重ねた人」「努力をして手柄を立てた人」という意味です。

苦労や努力をして、人々の役に立つことをした人のことを言います。

 

 

「功労者」の語源

 

続いて、「功労者」の語源をご紹介します。

 

「功労者」の漢字それぞれの意味を紐解いて行きましょう。

まずは「功」という漢字ですが、意味は「手柄を立てたという名誉」です。他にも「立派な仕事」という意味もあります。「功績」「成功」「戦功」などの熟語に使用されています。仕事や行いのことを表わしている漢字です。

次に、「労」は「骨折って働く」「心身を使ってつとめる」という意味です。「労力」「苦労」「労働」などで使用されています。

最後に、「者」は「行動の主体」や「人」を表わしています。「役者」「医者」「当事者」などです。

「功労者」は「骨折って立派な仕事をした人」ということです。そのおかげで、会社や組織、社会が成り立ちます。

 

自分で「功労者」とはいいません。「功労者」とは他人が見て、「この人は苦労をして良い仕事をしている」と認めた上で「功労者」と呼ばれます。

そこから「文化功労賞」などの賞が発生します。もちろん賞が与えられない人でも「功労者」と言われる人はたくさんいます。家のお父さんお母さんだって苦労して家族の為に仕事をされていますので「功労者」です。

 

 

 

「功労者」の使い方

 

次に、「功労者」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「ここには、歴代の功労者たちの写真が並んでいる」
  2. 「君のお父さんは、我が社の功労者だ」
  3. 「明治維新の功労者が誰だか解るかい?」
  4. 「功労者賞を貰ってもいいくらいの働きっぷりだ」
  5. 「この企画の功労者である彼女にお礼がしたい」

 

「功労者」は、ある物事に打ち込み立派な手柄を立てた人のことをいいます。

「功労者(たち)」「功労者(と呼ばれる)」などと使われることが多いですね。

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「功労者」の類義語と英語表現

 

「功労者」の類義語

 

それでは、「功労者」の類義語をご紹介します。

  • 立役者(たてやくしゃ)
  • 貢献者(こうけんしゃ)

 

「立役者」は「物事の重要な役割を果たす中心人物」という意味です。会社で社長などの役職についている人とは限りません。パートでも平社員でも、立役者となる人はいます。

「貢献者」は「何らかの功績や業績に対し力を尽くした人」ということです。

これは、労働だけに限りません。寄付や宣伝なども「貢献者」とされます。

何かの為に行動することが「功労者」「立役者」「貢献者」に共通する言葉ですね。

 

「立役者」については、こちらの記事に詳しく書いています。

「立役者」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

 

 

「功労者」の英語表現

 

最後に、「功労者」の英語表現をご紹介します。

  • Meritorious people(功労者)

 

【例文】

  • Participate in the award ceremony for meritorious people(功労者の表彰式に参加する)
  • My father has contributed as a meritorious person(父は功労者として貢献 してきた)

 

「Meritorious」は「立派な」という意味です。「People」は「人」ですから「功労者」の「者」を表わしています。

 

三字熟語の英語表現を、実践で使えるビジネス場面別でまとめました。

ビジネス英語で使える三字熟語のまとめ30選【英語勉強サイトもご紹介】

 

 

 

まとめ:成績を残している人こそ「功労者」

 

以上、「功労者」についてご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

 

読み方 こうろうしゃ
意味 苦労の末に功績を重ねた人、努力をして手柄を立てた人
語源 「功」は「立派な仕事」、「労」は「骨を折って働く」「心身を使ってつとめる」「功労」は骨を折るほどに体を使い立派な仕事をするということ、そして「者」は「人を表わしている
類義語 ・立役者(たてやくしゃ)
・貢献者(こうけんしゃ)
英語表現 Meritorious people(功績のある人々)

 

「功労者」は会社だけではなく、世の中の物事で努力をして行いをしている人が手柄を立てる、成績を残すことです。

これは良いことだけに限りません。

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