「消去法」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

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私たち人間は、一日に何万回もの思考をしていると言われています。

その中で選択をするということも常について周るものです。

仕事では多くの意見の中から良い物を話し合いで決めますが、時間が無い、決め手がないということもあります。

そして、日常生活においても決めることは多くあり、『食事は何から手を付けるか』『今日はどちらの道を行くか』『買い物ではどちらを選ぶか』『お会計で小銭を出そうか』、無意識な行動の中にも選択している事は沢山あります。

その結果、「消去法」で選ぶこともたくさんあります。

この記事では、「消去法」の意味や語源、使い方の例文、類義語や英語の表現をご紹介します。

 

 

 

「消去法」の意味と語源

 

「消去法」の意味

 

最初に、「消去法」の意味をご紹介します。

まず読み方ですが、「消去法」は「しょうきょほう」と読みます。

「消去法」とは、「連立方程式の標準的な解き方」「複数の候補の中から物事を選択する際、条件に合わないものを除外して残ったものを選択する」という意味です。

この「消去法」は何かを決定する大きな会議・小さな会議だけではなく、私たちの日常生活での選択時でも自然と取り入れています。

 

残された選択肢

選択肢の中で飛びぬけて条件に合ったものがあれば、即選ばれますが、どれも似たり寄ったりの物ばかりだと「これはないな」と除外していきますよね。

似たようなものの中から選ばれたものは、可もなく不可もないものが多いです。そのように選ぶことが「消去法」です。

 

 

「消去法」の語源

 

続いて、「消去法」の語源をご紹介します。

 

まず、「消去」の説明をしていきます。

「消去」とは「消し去ること」「消え去ること」という意味で、その場から消してしまうことを表わしています。

同じような言葉に「削除」がありますが、こちらは文字やデータを消すことで「削除」は部分的に削ることを意味し、「消去」はデータ等まるごと消し去ってしまうということです。

そして「削除」と違い、データや文章・文字だけではなく、あらゆることを消すことで「消去」と使用されます。

その行動を「消去法」と呼びます。

 

 

 

「消去法」の使い方

 

次に、「消去法」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「私は、消去法で採用試験を合格したらしい」
  2. 「新商品の企画は、消去法で選ばれた」
  3. 「婚活をして、消去法で彼氏を選んだと友人は自慢している」
  4. 「今日の洋服は迷って消去法で選んだけど、大正解だった」
  5. 「選挙でだれに投票するか決め兼ね、消去法にすることにした」

 

物事の選択をする際は最も条件にあったものを選択しますが、選ぶのに苦労することも多いと思います。

どれも選び難い時には「消去法」で『これは無いな、あれは無いな』と消していき最後に残ったものを選びますが、残ったものなので消去したものとの差はそれほど大きくありません。

ですが、「消去法」で選んだとしても意外と大当たりなこともあります。

「消去法で(選ぶ)」「消去法を(使用した)」などと使われることが多いですね。

 

 

 

「消去法」の類義語と英語表現

 

「消去法」の類義語

 

それでは、「消去法」の類義語をご紹介します。

  • 削除(さくじょ)
  • 篩に掛ける(ふるいにかける)

 

「削除」は、前述したように「文字、文章、データの一部を削る」ということです。

「篩に掛ける」は「基準に合わないものを除外する」という意味で、「篩(ふるい)」の網の目から落ちた物は条件に合わないということです。

条件から除外する点では「消去法」とよく似ていますが、篩に掛けた後はじっくりと吟味します。

 

消去してしまうと復元できないかを考えることがありますが、「元の状態には戻れない」という意味の「不可逆」については、こちらの記事に詳しく書いています。

 

「不可逆」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

 

 

「消去法」の英語表現

 

最後に、「消去法」の英語表現をご紹介します。

  • Method of elimination(消去法)

 

【例文】

  • I compile various opinions in method of elimination(色々な意見を、消去法でまとめていく)
  • Today’s dinner decided on curry in method of elimination(今日の夕飯は、消去法でカレーに決めました)

 

method」は「方法」「手法」という意味、「elimination」は「排除」「消去」という意味で「method of elimination」は「排除(消去)の方法」という直訳です。

「排除」というのは、「取り除く」「おしのけてそこから無くす」という意味があります。

 

三字熟語の英語表現を、実践で使えるビジネス場面別でまとめました。

ビジネス英語で使える三字熟語のまとめ30選【英語勉強サイトもご紹介】

 

 

 

まとめ:選択に迷った時の「消去法」

 

以上、「消去法」についてご紹介してきました。

まとめると、以下の通りです。

 

読み方 しょうきょほう
意味 連立方程式の標準的な解き方。
複数の候補の中から物事を選択する際、条件に合わないものを除外して残ったものを選択すること。
語源 「消去」とは「消し去ること」「消え去ること」、その方法ということで使われている。
類義語 ・削除(さくじょ)
・篩に掛ける(ふるいにかける)
英語表現 Method of elimination(消去の方法)

 

「消去法」は、選択肢が似たり寄ったりで選ぶのが難しいことが多いです。

十分な吟味をして選びたいところですが、忙しい現代人は時間をかけられないことが多いですね。

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