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私がマンションの6階に住んでいたときの話です。夜、就寝と同時に消灯しました。そうしたら飼い猫がバルコニーの方向をみて威嚇しているのです。そして、誰かが窓を開けようとしているのです。ゾっとしました。何事かと思い、明かりをつけると、そこにキャップを被った人影があるじゃあないですか!「こ、ここは6階」お隣のバルコニーとは衝立(ついたて)一枚があります。私が明かりをつけたと同時に人影はいそいそと、お隣のバルコニーへ半分身を移動させていました。その後は警察に連絡し6階だけれど窓用の警報ブザーや鍵をもう一つ取り付けました。猫は大切な「用心棒」です。
この記事では「用心棒」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「用心棒」の意味と語源
「用心棒」の意味
それでは「用心棒」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「用心棒」は「ようじんぼう」と読みます。
「用心棒」とは「護衛の付け人」「護身用の棒」という意味です。
危険から身を守るための身辺警護のことですね。
「用心棒」の語源
続いて「用心棒」の語源をご紹介します。
鍬(くわ)や鉈(なた)などの方が武器にはなるかと思いますが、玄関口には棒を置いていました。
その後、用心のために置いておく棒が「用心棒」と呼ばれ、「用心棒」は身を守るために雇った人に対しても、使われるようになったのです。
「用心棒」の英語表現と類義語
「用心棒」の英語の表現
次に「用心棒」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- Bodyguard(用心棒)
【例文】
- The bodyguard whom he employed is strong(彼が雇った用心棒は強い)
- A bodyguard is not necessary for me(私に用心棒は必要ない)
やはり「用心棒」といえば、「Bodyguard」でしょう。日本語でも「ボディガード」と普通に使用し、「用心棒」と呼ぶよりは「ボディガード」と呼ぶ方が多くなっています。
「用心棒」の類義語
「用心棒」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 護衛(ごえい)
「護衛」は「付き添ってまもる」「付き添って守る人」という意味があります。貴人や要人などを守る場合に使用します。
「用心棒」の使い方
最後に「用心棒」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「今の時代に用心棒が付いているなんて、ヤバい人に違いない」
- 「小さい頃から幼馴染の彼が用心棒で助けてくれていた」
- 「我が家の用心棒は、頼りがいのある犬だ」
- 「うちの猫だって、知らない人を威嚇して引っ掻くので用心棒にはなる」
- 「彼を用心棒として雇ったが、体だけ大きくて気が弱かったので使えない」
「用心棒」は守ってくれる人や番犬などのことを言います。
「用心棒が(ついている)」「用心棒を(雇った)」などと使用される場合が多いですね。
「用心棒」のいらない時代
日本は平和です。平和ボケしていると批判じみたことを言う人もいますが、それが世界の願いだと思います。
しかし平和で「用心棒」が必要のない時代にはなりましたが、個人個人で気を付けなければならないことは沢山増えています。「用心棒」はいりませんが「用心」はしっかりしておいてください。
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