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株は非常に難しくてよくわかりませんが、「今日の株価です」とニュースではよく耳にします。
『上がった』『下がった』と聞きますが、ジェットコースターみたいですよね。昨日はあんなに上がっていたのに今日は凄く下がっていたり全く動きが無かったり、またその日のうちでグラフの上下が大きく乱れていることもあります。そんなに値動きが激しいと投資家さん達も心を乱しますよね。
この記事では「乱高下」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「乱高下」の意味と語源
「乱高下」の意味
それでは「乱高下」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「乱高下」は「らんこうげ」と読みます。
「乱高下」とは「相場など短い時間で上がったり下がったりする」という意味です。
上下に激しく動くことを言います。
「らんこうか」と読みそうになるのをぐっと堪えてください。
「乱高下」の語源
続いて「乱高下」の語源をご紹介します。
「乱高下」は「高くなったり下がったりと乱れる」ことを表します。高いところと低いところは差がありすぎ、乱れが激しいので「急激に激しく上下すること」を表現しているのです。
「乱高下」の英語表現と類義語
「乱高下」の英語の表現
次に「乱高下」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- Bumpy ride(乱高下)
【例文】
- Market has been bumpy ride(相場は乱高下している)
- It was big loss thanks to the bumpy ride(乱高下のお陰で大損した)
「Bumpy ride」の「Bumpy」は「でこぼこな」という意味があります。「乱高下」の上がったり下がったり、というところの意味ですね。「ride」は「馬に乗る」「浮かぶ」という意味があります。「Bumpy ride」は直訳だと「でこぼこ浮かんだ」という意味です。
「乱高下」の類義語
「乱高下」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 乱調子(らんちょうし)
- 鰻登り(うなぎのぼり)
「乱調子」は「乱れた調子」「調子が乱れる」という意味があります。「乱高下」と同じで相場で使用されます。「鰻登り」は「どんどん登る」ということでこちらも相場で使用されます。他には温度、地位も「鰻登り」を使います。「人気が鰻登りだ」などと使います。
「乱高下」の使い方
最後に「乱高下」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「昨日は株価が乱高下して、生きた心地がしなかった」
- 「昼と夜の気温の乱高下は、人の体にはよくない」
- 「相場が乱高下しているので、心も不安定になる」
- 「彼の心はいつも乱高下しているから扱いに困る」
- 「株の乱高下が落ち着いたら、一息つけるよ」
「乱高下」は相場でよく使用する証券用語ですが気温や気持ちでも使用することができます。
「乱高下(している)」「乱高下が(落ち着く)」などと使われる場合が多いですね。
「乱高下」で心も乱れます
株、為替以外でも世の中の相場が乱れると様々なことが「乱高下」します。「相場」は商品の取引以外にも、世の中の常識も表すのです。テンションが下がる人・上がる人、血圧の上がる人・下がる人などが出てくるでしょう。
相場はそれほど人の心を乱すのですね。株、為替がわからない人も「乱高下」には十分ご注意ください。
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