「不調法」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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あなたは、会社の取引先の方に「お酒は飲めないので」と言ったりしていませんか?

私はお酒が弱いので、上司や同僚などに「私、お酒ダメなので」と言ったりすることがありました。

こんな言われ方をされれば、お酒の席に誘った相手としては面白くないですよね。

「不調法」という言葉を早くに覚えていれば、このような失態も避けられたのではないかと思います。

言葉一つ知っているだけで、上手な立ち回りが出来るのです。

この記事では「不調法」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

 

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「不調法」の意味と語源

「不調法」の意味

 

最初に、「不調法」の意味をご紹介します。

まずは読み方ですが「不調法」は「ぶちょうほう」と読みます。

「不調法」とは「物事の手際が悪く下手なこと」「不始末を起こす」という意味です。

酒をたしなまない、芸事がうまくないことをへりくだっていう時にも使われます。

また、「無調法」と書く場合もあり、意味は同じです。

 

「不調法」の語源

 

続いて、「不調法」の語源をご紹介します。

「不調法」は「調法」という言葉に打消し、否定の「不」が付いたものです。「無調法」も同じく否定の言葉となります。

では「調法」という言葉をご説明していきます。

「調法」は「ととのえること」「熟慮する」「十分に思案する」「便利で役立つ」という意味です。

貴重なものや役に立つものという意味の「重宝(ちょうほう)」が同じ意味で使われることもあります。

「調法」と「重宝」で「便利で役に立つもの」という意味があるのですが、別な意味も持ち合わせているため区別するために「調法」としたということです。

 

そして、「調法」に「不」が付くことで「整えることができず、手際が悪い」というような使われ方をされるようになっていきました。

 

 

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「不調法」の英語表現と類義語

 

「不調法」の英語の表現

 

次に、「不調法」の英語表現をご紹介します。

  • blunder(不調法)

【例文】

  • I was sorry in the daughters who were a blunder(不調法な娘で失礼しました)
  • I am that the liquor is a blunder(私は酒は不調法なのです)

「blunder」は「失礼」という意味があります。

「失礼をした」「失敗する」など「不調法」の意味である「不始末する」ということです。

 

三字熟語の英語表現を、実践で使えるビジネス場面別でまとめました。

ビジネス英語で使える三字熟語のまとめ30選【英語勉強サイトもご紹介】

 

「不調法」の類義語

 

それでは、「不調法」の類義語をご紹介します。

  • 不行き届き(ふゆきとどき)
  • 不用意(ふようい)
  • 不手際(ふてぎわ)

「不行き届き」とは「気が付かず、注意が行き届いていない」ということです。

「監督不行き届き」と、ある団体のリーダーなどの目が、十分に行き届いていないときに使われます。

「不用意」とは「注意せず、うっかりし、配慮が不足する」ということです。

「不手際」は「手際がわるい」「やり方が悪い」という意味です。

「不器用」「不手際」については、こちらの記事に詳しく書いています。

「不器用」とは?意味と語源、使い方の例文【類義語・英語表現】

「不手際」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

 

 

「不調法」の使い方

 

最後に、「不調法」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「わたくしどもの不調法で大変ご迷惑をおかけ致しました」
  2. 「申し訳ございません。絵画についてはまったく、不調法なもので」
  3. 「私、お酒が不調法なもので、すみません」
  4. 「こちらで何か不調法がございましたでしょうか」
  5. 「歌が不調法なもので、カラオケはちょと・・・」

 

「不調法」は手際の悪さや不始末の謝罪時に使われたり、苦手なことを断ったりする際に使うことができます。

「不調法が(ございましたか)」「(酒が)不調法」などと使用されることが多いですね。

 

 

まとめ:「不調法」を上手に使う

以上、「不調法」についてご紹介してきました。

 

まとめると、以下の通りです。

読み方 ぶちょうほう
意味 「物事の手際が悪く下手なこと」「不始末を起こすこと」
語源 「調法」=「ととのえること」「熟慮する」「十分に思案する」「便利で役立つ」、否定の「不」
英語表現 blunder(失態)
類義語 ・不行き届き(ふゆきとどき)
・不用意(ふようい)
・不手際(ふてぎわ)

 

「不調法」は準備不十分や手際の悪さなどネガティブな場合に使われるのですが、「手際が悪くすみません」と謝罪するより、「不調法があり申し訳ありません」と使う方が、やんわりとした印象があります。

他にも苦手な物事を断る場合は「苦手なのでできません」というより「不調法なもので遠慮させていただきます」などと、お断りした方が相手の気持ちを害することなく「不調法」な対応をすることも避けられますね。

「不調法」をもっと上手に使うことで、手際の良い人に、なれるのではないでしょうか。

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