「街路樹」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

あなたは街の道路に生えている木について考えたことはありますか?道路によって同じ木が立ち並んでいるやつです。季節によって美しさを演出してくれますが、信号に枝が掛かり見にくくなったり、台風などでは倒木で道路をふさいだりもします。
あの木たちはどうして生えているのでしょうか?アスファルトばかりだと殺風景だから、植えられているのかと思う人もいるかもしれませんが、実は様々なお役目を担っているのです。
この記事では「街路樹」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「街路樹」の意味と語源

「街路樹」の意味

それでは「街路樹」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「街路樹」は「がいろじゅ」と読みます。
「街路樹」とは「市街地の道路に沿って植えられた木」という意味です。
一般的に背の高い樹木を指していますが、背の低いものや中間の高さのものも「街路樹」と呼びます。

「街路樹」の語源

続いて「街路樹」の語源をご紹介します。

「街路樹」の漢字を分けてご説明します。
まず、「街路」は「市街地の道路」という意味です。市街地は街中という意味で、その道路ということになります。次に「樹」は「立っている木」「木」のことを表します。「街路樹」は「街中の道路に立っている木」という意味になります。これは自然に生えたものではなく、人工的に道路に沿って植えられた木を指すのです。
「街路樹」の歴史は、古くて約3000年前にヒマラヤ山麓に植えられた「街路樹」が始まりとされています。日本では6世紀後半の敏達天皇(びだつてんのう)の頃に、現在の大阪難波にクワの木を植えたのが始まりと言われています。それ以降、貧しい人が餓えないように果樹を植えて実がなると食べられるように、農民を夏の日差しから守れるように、ということで街路樹が植えられました。
貧富の差や身分の差が大昔からありながらも、徳の高い人はこうして民を守る事業をしてきたのですね。
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「街路樹」の英語表現と類義語

「街路樹」の英語の表現

次に「街路樹」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • Roadside tree(街路樹)

【例文】

  • The roadside tree of the poplar has the role of the windbreak forest(ポプラの街路樹は防風林の役割がある)
  • If there is not a roadside tree, this town will be a very tasteless place(街路樹が無ければこの街はとても殺風景なところだろう)

「roadside tree」の「roadside」は「みちばた」「道路わき」という意味があり、「tree」は「樹木」「木」という意味です。「クリスマスツリー」の「tree」ですね。
「街路樹」は他にも「tree lined street」という表現もします。「tree lined street」はもともと「並木道」という意味です。

「街路樹」の類義語

「街路樹」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 並木(なみき)

「並木」は「並んで立っている樹木」という意味で、「街路樹」も道路に沿って並んで立っているため「並木」と呼ばれることがあります。
樹木の品種名を付けて「銀杏並木」「松並木」「桜並木」と言われます。

 

「街路樹」の使い方

最後に「街路樹」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「車で街路樹にぶつかってしまい、街路樹の弁償代が思いもよらぬ額だった」
  2. 「街路樹が並んでいて、街の景観がとても美しい」
  3. 「外国の道路は、街路樹が整備されて自然を多く感じられる」
  4. 「わが町の新しい道路に、町のシンボルツリーを街路樹として植えたい」
  5. 「街路樹の剪定(せんてい)作業は、年に数回行われる」

「街路樹」は、今やあって当たり前の存在です。
「街路樹が(並んでいる)」「(プラタナスの)街路樹」などと使用されることが多いですね。

 

「街路樹」は自然と心にある存在

「街路樹」を改めて見てきましたが、ただ植えられているのではなく、何かしらの役割を持って植えられているのですね。大昔は人の命のために植えられ、現代は癒しや暴風、熱の調整等の役割を果たしてくれています。
普段何気なく見過ごす「街路樹」は、すでに私たちの心の中に自然とある存在なのですね。

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