「反抗期」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

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突然ですが、あなたに「反抗期」はありましたか?
今がそうだよ、というかもしれませんね。周りから「反抗期だから仕方がない」と言われると、また腹が立つのが「反抗期」というものです。「反抗期の一言で済ませるな」と思うかもしれませんが、まあまあ落ち着いてください。
なんだか知らないけど、大人の言うことを素直に受け止められない、そんな日が続いて苦しんでいるのではないでしょうか。「反抗期」という言葉を素直に受け止めてみてください。少し楽になるかもしれません。
この記事では「反抗期」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

 

「反抗期」の意味と語源

「反抗期」の意味

それでは「反抗期」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「反抗期」は「はんこうき」と読みます。
「反抗期」とは「精神が発達する過程で、拒否・拒絶をする時期」という意味です。
「反抗期」は主に二回あり、幼児の「第一次反抗期」と青年期前に起こる「第二次反抗期」があります。

「反抗期」の語源

続いて「反抗期」の語源をご紹介します。

「反抗期」を二つの言葉に分けて説明します。
まずは「反抗」ですが、「服従しない」「さからう、はむかう」ということです。年上の人や、権威や権力などに従わないことを言います。「反」は「そる」「かえる」「はねかえす」などの意味があり、「抗」は「負けずにはりあう」「さからう」という意味です。「抵抗」「対抗」「抗生物質」などと使用されますね。
続いて「期」は「とき」「ひとめぐり」「決められたとき」という意味があり、「反抗期」では「ひとめぐり」ということになります。
「反抗期」は「はむかい、逆らっている、ひとめぐりの時間」ということです。

人間の「反抗期」には「第一次反抗期」と「第二次反抗期」の二回あると言われています。一次は自我の芽生え始めた2~3歳くらいの幼児にあり、何でも「イヤイヤ」と嫌がり着替えや食事なども「自分で」と言って自分でできる、自分でやりたいと言いはります。
「第二次反抗期」は小学校の高学年から中学生くらいであり、自分が大人になった気になるので、干渉されたくないと周りの大人を拒否します。「思春期」による精神と身体のバランスの変化が原因のことも多いです。

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「反抗期」の英語表現と類義語

「反抗期」の英語の表現

次に「反抗期」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • rebellious age(反抗期)
  • rebellious period(反抗期)

【例文】

  • My daughter is at a rebellious age(私の娘は反抗期です)
  • I have run away from the rebellious period(私は反抗期に家出をしたことがある)

「rebellious」は「反抗的な」という意味があります。「age」は「年齢」という意味です。「period」は「期間」という意味になります。
「rebellious age」は「反抗的な年齢」「rebellious period」は「反抗的な期間」ということです。

「反抗期」の類義語

「反抗期」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 思春期(ししゅんき)
  • 意固地(いこじ)

「思春期」とは「児童期から青年期までの期間」を言い、この期間は精神的にも不安定になることが多く、目上の人に対して反抗することがあり、「第二次反抗期」もこの頃と言われています。
「意固地」は「意地っ張りで頑固」という意味です。「反抗期」と一緒で素直な気持ちを表に出さないのです。

 

「反抗期」の使い方

最後に「反抗期」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「私は反抗期らしい時期が無かったと、親に言われました」
  2. 「小学生の娘の反抗期がひどく、カウンセリングにも通うほどだった」
  3. 「2歳の息子は何でも自分でやると言い出して聞かないので、反抗期突入ですね」
  4. 「幼児期の反抗期は自我の芽生えなので親としては嬉しくもありますが、急いでいる時は困ります」
  5. 「反抗期が過ぎたうちの子どもは、以前より口数が少ないもののお手伝いを良くしてくれるようになった」

「反抗期」は大人になるためのステップです。
「反抗期が(始まる)」「反抗期に(突入)」などと使用されることが多いです。

 

「反抗期」が大切な時期

「反抗期」は、大人になる為に通らなければならない時間です。反抗期が短い人、無いという人も稀にいます。だからと言って大人になれないわけでもないのです。
「反抗期」は目上の人に反抗して「何故、そのような、くだらないことをしなくてはいけないのか」「何故、従わなければならないのか」など考え、そこから将来に向けて自分はどうなりたいかを学んで行く大切な時間なのです。人を傷つけなけないよう、「反抗期」を大いに活用し、たくさん悩んで結論を出しましょう。

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