「陰日向」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

SNSの利用で、不特定多数の人に匿名で本音を発信する人が多いです。リアルな人間関係では本音を言うことが出来なく、SNSだとどこの誰が言ったのか分からないので思ったことを書き込みます。その発言で傷つく人がいても責任はリアルにとがめられません。リアルを日の当たる表舞台だとしたら、SNSの世界は陰の裏の舞台です。
悪い例を挙げましたが、SNSは良いこともあります。人知れず頑張っていることを匿名で発信し、それを知った人が表舞台に広めてくれるのです。これは「陰日向」の動きが世間に見られるような時代になってきたということですね。
この記事では「陰日向」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「陰日向」の意味と語源

「陰日向」の意味

それでは「陰日向」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「陰日向」は「かげひなた」と読みます。
「陰日向」とは「日の当たるところと、日の当たらないところ」「人が見ている、見ていないで言動が変化する」という意味です。
人や、物事には裏表があるということを表しています。

「陰日向」の語源

続いて「陰日向」の語源をご紹介します。

「陰日向」を二つに分けてご説明します。まず、「陰」という漢字の意味は「日光の当たらないところ」「隠れた」「人に知れない」ということです。「かげ」というと他にも「影」という漢字がありますが、この「影」は「光が物に遮られて光の反対側に現れる黒い部分」のことを言い、「陰」は光だけに限らず「物にさえぎられ、光や雨・風・雪などが当たらないこと」また、「人から見えないところ」という意味があります。
次に「日向」は「日の当たるところ」「昔の宮崎県あたりを指す地名」という意味です。「日向ぼっこ」などと言いますね。宮崎県は「日向の国(ひゅうがのくに)」と呼ばれていました。日本の神話にも「日向」は良く出てくる言葉です。
このように「陰日向」は「日の当たるところ」と「陰になっているところ」という正反対の言葉を組み合わせた熟語です。
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「陰日向」の英語表現と類義語

「陰日向」の英語の表現

次に「陰日向」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • double-faced(陰日向)

【例文】

  • She is a person who does not have double-faced(彼女は陰日向のない人だ)
  • In contact with so that there is no double-faced(陰日向の無いように接する)

「double-faced」の「double」は「二倍」「二重」という意味です。「faced」は「~の顔をした」という意味があります。「double-faced」は直訳だと「二重の顔」という意味、つまり「二つの顔」という意味になるのです。

「陰日向」の類義語

「陰日向」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 陰に陽に(いんにように)

「陰に陽に」は「ある時は裏からこっそり、ある時は公然に立って」「日陰に入ったり日当たりに出たり」という意味があります。「あらゆる機会に」「あらゆる立場から」ということで使用されます。

 

「陰日向」の使い方

最後に「陰日向」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「先生は、生徒全員に陰日向なく接してくださる人だ」
  2. 「あの後輩は陰日向のある人だから、十分気をつけなきゃ」
  3. 「陰日向のない子に育ってほしいと願っている」
  4. 「森の中は陰日向によって、植物の成長具合がそれぞれ異なる」
  5. 「彼女の好きなところは、陰日向のない誰にでも平等に接することができるところです」

「陰日向」は表と裏のある人、ない人を表すときに使用します。
「陰日向の(ない人)」「陰日向の(ある)」などと使う場合が多いですね。

 

「陰日向」はみんなある

「陰日向」のない人だと言われる人がいます。そのような人は素晴らしいと思います。しかし細かいことを言えば、多くの人が「陰日向」があるのです。それは人それぞれ感情があり感じ方が違うからです。
「陰日向」があるから人間らしく、面白みがあるのではないでしょうか。だからといって「陰日向」が多い人も困りますので、ほどほどにお願いします。

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