「荒療治」とは?意味と語源、英語表現・類義語【使い方の例文】

私は身体の治療で痛い思いをする時と言えば、歯医者さんを思い浮かべます。音がすでに痛く、口の中にアレコレ器具を突っ込まれ口が開かずに息も苦しいというのが痛くなくても「痛み」として記憶に残ってしまうのではないでしょうか。ですから歯医者さんは痛いイメージです。定期健診でも痛いかもと思ってしまいます。「痛かったら教えてください」と言われても教えられない、教えても「頑張って」とか言われると「荒療治」な気がします。どうしたら歯医者さんに、この傷みを伝えることができるのでしょうか。
この記事では「荒療治」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。

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「荒療治」の意味と語源

「荒療治」の意味

それでは「荒療治」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「荒療治」は「あらりょうじ」と読みます。
「荒療治」とは「物事を立て直すときに思い切った改革をする」「荒っぽい処置をする」という意味です。
手荒な方法で処置を行うことです。

「荒療治」の語源

続いて「荒療治」の語源をご紹介します。

「荒療治」を二つの単語に分けて説明します。まず、ここでの「荒」は「細かくない」「でたらめ」「乱暴」などという意味があります。「荒」は「荒技」「荒削り」「荒行」などの使い方とおなじです。
次に「療治」は「病気や怪我を治す」「悪い部分を治す」という意味です。
そして、「荒療治」はお医者さんの治療のことを表しています。お医者さんが患者の苦痛などを考えもせずに、荒っぽい治療をすることから「荒療治」という言葉ができました。
「療治」と似ている言葉に「治療」があります。意味は同じで「病気や怪我を治す」ということです。一般的に多く使われるのは「治療」の方ですが「療治」は針灸、マッサージの「治療」の場合に「療治」と使われることが多いのです。
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「荒療治」の英語表現と類義語

「荒療治」の英語の表現

次に「荒療治」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。

  • drastic treatment(荒療治)

【例文】

  • A drastic treatment is necessary to change his character(彼の性格を変えるには荒療治が必要だ)
  • The drastic treatment is reluctant(荒療治は気が進まない)

「Drastic」は「思い切った」「徹底的な」という意味の単語です。「treatment」とは「処理」「治療」「手当」という意味があります。
「Drastic treatment」は「思い切った治療」という直訳になります。「drastic measures」という言葉でも「荒療治」を表すことができます。

「荒療治」の類義語

「荒療治」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。

  • 手荒(てあら)

「手荒」は「取扱いが乱暴」という意味です。「手荒な治療」と使うことがあり、「荒療治」と同じような意味で使うことがあります。

 

「荒療治」の使い方

最後に「荒療治」の使い方を例文でご紹介します。

【例文】

  1. 「ちょっとくらいの荒療治は我慢してほしい」
  2. 「荒療治を終え、彼は以前よりもスッキリとした顔になった」
  3. 「あなたの荒療治のお陰で、私は心を入れ替えることができた」
  4. 「うちの会計は、会計士さんが荒療治で立て直してくれた」
  5. 「荒療治が必要な場合は、私にお任せください」

「荒療治」は病気やケガでも使いますが、物事を立て直すことや性格を治す場合などでも使います。
「荒療治を(終えて)」「荒療治が(必要)」などと使用されることが多いですね。

 

「荒療治」も時には必要

「荒療治」が必要な時は、例えば物事が悪い方向へ進んでいるものを無理やり良い方向へ向かわせたり、不良な子供を優しく諭(さと)すのではなく、厳しい試練を与えたりして良い方向へ持っていく時に使われたりします。
「荒療治」はお医者さんの治療が患者の苦痛を無視して行われることが語源なのですが、意外とこれが効いたりすることもあるのです。治療が痛いのは怖いですが、心を立て直すには「荒療治」も必要なことなのですね。

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