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突然ですが、私はゲームのキャラクターが愛おしくなることがあります。顔や服装、性格が好きなこともありますけど、何より自分が育てているという感覚です。ゲームを進めていくと、キャラクターは自分好みにどんどん成長していきます。まるで自分の化身のよう。
気が付いたら最強になり、「経験値」がマックスのこともありますよね。そうして世の中では、ゲームにハマって行く人がたくさんいるのです。
この記事では「経験値」の意味と語源、使い方の例文、類義語と英語表現をご紹介します。
「経験値」の意味と語源
「経験値」の意味
最初に、「経験値」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「経験値」は「けいけんち」と読みます。
「経験値」とは、「ゲームなどのキャラクターが経験を積み成長する」「これまで見たり聞いたり行ったりして、得られた経験の度合い」という意味です。
元々は経済・統計用語ですが、ロールプレイングゲームなどで使用されるようになり一般的に使用されるようになりました。
「経験値」の語源
次に、「経験値」の語源をご紹介します。
「経験値」を二つの言葉に分けてご説明します。
まずは「経験」ですが、「見る、聞く、行うこと」です。そして、その行動によって得られた「知識、技能」を表わしています。
似た言葉に「体験(たいけん)」がありますが、こちらはもっと主観的で、個人が直接行うことや触れることで、「経験」は客観的なイメージです。
次に「値」とは「物のねうち」「数のおおきさ」という意味があります。「値段」や「価値」「数値」などと使われることが多いです。
「経験値」は「見たり、聞いたり、行ったりして得た知識、技能の値」ということなのです。
「経験値」の使い方
続いて、「経験値」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「好きなキャラクターの経験値を上げる」
- 「君の経験値では、この場は治めることができないだろう」
- 「僕の経験値から察するに、この条件では納期に間に合わないと思う」
- 「経験値を上げて、最強のキャラクターに仕上げるんだ」
- 「経験値が最高レベルに達したので、あとはアイテムをそろえるだけだ」
「経験値」は、行えば行うほど上がっていくものです。
「経験値を(上げる)」「(僕の)経験値」などと使われることが多いですね。
「経験値」の類義語と英語表現
「経験値」の類義語
それでは、「経験値」の類義語をご紹介します。
- 場数を踏む(ばかずをふむ)
「場数を踏む」とは、「経験を積む」「場の数をこなす」という意味です。
ここでの「場」は話し合いや折り合い、仕事などの物事を行うことです。「場数を踏む」ことにより経験が豊富になります。
「経験値」の英語表現
最後に、「経験値」は英語表現をご紹介します。
- experience level(経験値)
【例文】
- I am desperate to raise the experience level of this character(このキャラクターの経験値を上げる為に必死だ)
- I sympathize from my experience level(僕の経験値から察する)
「experience」は「経験」「体験」という意味があります。「level」は「平坦な」「平らな」「水平」「水準」という意味です。例えば、建物や土地の高さを表す時に使用されます。
「experience level」とは直訳で「経験の水準」ということになります。
まとめ
以上、「経験値」について、ご紹介してきました。
まとめると、以下の通りです。
読み方 | けいけんち |
意味 | ゲームなどのキャラクターが経験を積み成長する、これまで見たり聞いたり行ったりして得られた経験の度合い |
語源 | 「経験」=「見る、聞く、行うこと」、「値」=「物のねうち」「数のおおきさ」 |
類義語 | 場数を踏む(ばかずをふむ) |
英語表現 | experience level(経験の程度) |
「経験値」は見たり聞いたりなどの行動でも上がりますし、実際に動いても上がります。
つまり、生きているだけで「経験値」は上がるのです。人間の経験値はやはり、年齢を追うごとに高くなっていきます。
たとえ、高齢になり身体が動きにくくなっても経験のレベルは高く、若者が太刀打ちできないこともあります。そして高齢者など身体の弱い人たちの手助けをすることで、自分の「経験値」が上がります。
生きているだけでも「経験値」は十分上がりますが、レベルアップをさせたい方は人の為に役立つことを積極的に取り組まれると良いですね。
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