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あなたは、お米が年中どこにでも、あるような気がしていませんか?しかし、お米が無くなることだってあるのですよ。不作が毎年続くと大変なことになり、日本人の主食が無くなってしまうかもしれません。
「パンを食べればいいじゃないか」と思う方もいるかもしれませんが、そうなると他の食品の売れ行きも変わってきますよね。和食のおかずは、全然売れなくなるでしょう。お米って、やはり日本人にとって切っても切れない食材なのです。
この記事では「端境期」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「端境期」の意味と語源
「端境期」の意味
それでは「端境期」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「端境期」は「はざかいき」と読みます。
「端境期」とは「ある物事の入れ替わりの時期」という意味です。
「野菜、果物の新旧入れ替わりの時期」という意味でも使われます。
「端境期」の語源
続いて「端境期」の語源をご紹介します。
元々はお米の新旧の意味でしたが、現代ではあらゆる物事の移り変わりで使われるようになっていったのです。
「端境期」の英語表現と類義語
「端境期」の英語の表現
次に「端境期」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- changeover period(端境期)
- off‐crop season(端境期)
【例文】
- It is the changeover period of favorite citrus fruits now(今は大好きな柑橘類の端境期です)
- Because a changeover period of the rice passed, new rice is eaten(お米の端境期が過ぎたので新米が食べられる)
「changeover」とは「切り替え」「逆転」という意味があります。「period」は「期間」「時期」「段階」という意味です。
他にも「in‐between season」という英語で「端境期」を表すこともあります。
「端境期」の類義語
「端境期」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 過渡期(かとき)
「過渡期」は「古いものから新しいものへ変かしていく途中の段階」という意味です。
あくまでも、変化の途中の段階を表す言葉です。
「端境期」の使い方
最後に「端境期」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「息子は大人になる端境期に入ったので、見守ってあげたいと思う」
- 「夜から朝になる端境期が近づいて、日が昇り始めた」
- 「ガラケーからスマホへの端境期は、今なのだろうか」
- 「バナナは年中ありそうなので、端境期があるようには思えない」
- 「お米の端境期がくると、もうすぐ今年も終わりだなと思う」
「端境期」で季節を感じることができます。
「(お米の)端境期です」「端境期が(来た)」などと使われることが多いですね。
「端境期」で季節を感じとれる
「端境期」は農作物の採れ始める時期でもありますので、季節を感じとることができますよね。食べ物はやはり採れたてが美味しいものが多いので、新物や初物はを食べたくなるものです。
それと同じように世の中の移り変わりも「端境期」があり、新しいものに目が行くのは仕方のないことなのでしょう。新しい機械・街・人・政治など「端境期」となる時期はたくさんありますので、古い記憶を残しつつも新しいものに少しずつ馴染んでいくことが大切ですね。
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