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あなたはカレーを作るときに、何を必ず入れますか?私は市販のカレーのルーを必ず入れる他、トマトを使います。しかし必ず入れたいのにも関わらず、いつも用意するのを忘れてしまうのです。出来上がってから「何か物足りない」となるので、やはり私のカレーはトマトが「不可欠」のようです。他の料理でも「不可欠」なものはありますよね。
料理に限らず普段の生活でも「不可欠」なことって、たくさんあると思うのです。あなたにとっての「不可欠」なものとは何でしょうか。
この記事では「不可欠」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「不可欠」の意味と語源
「不可欠」の意味
それでは「不可欠」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「不可欠」は「ふかけつ」と読みます。
「不可欠」とは「必要なこと」「欠かせない」という意味です。
無くてはならないことを言います。
「不可欠」の語源
続いて「不可欠」の語源をご紹介します。
「不可欠」は「欠けることが可能ではない」という意味、つまり「欠かせない」ということになるのです。
人の存在でも「不可欠」は使われますし、何かを作ったり装ったりなど「不可欠」は様々なことで使用されます。
「不可欠」の英語表現と類義語
「不可欠」の英語の表現
次に「不可欠」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- indispensable(不可欠)
【例文】
- You are person that it is indispensable for this work(君はこの仕事に不可欠な存在だ)
- The secret ingredient is indispensable for curry(カレーに隠し味は不可欠だ)
「indispensable」は「絶対なくてはならない」「必要」「欠かせない」ということです。他にも「essential」「crucial」など「不可欠」を表す単語はいくつかあります。
「不可欠」の類義語
「不可欠」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 必須(ひっす)
- 必需品(ひつじゅひん)
「必須」は「必ずいるもの」という意味です。「必須科目」「必須アミノ酸」などと使われますね。
「必需品」は「無くてはならないもの」ということで「生活実需品」と使われることが多いです。このように有って当たり前、無ければいけないものなどを表す言葉が「不可欠」の類語となります。
「不可欠」の使い方
最後に「不可欠」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「生き物に酸素は必要不可欠である」
- 「あなたが不可欠な存在だと気が付きました」
- 「会社の人間は、みんな不可欠な存在なのです」
- 「休暇は絶対に不可欠であり、無ければ心も身体も壊れてしまいます」
- 「私は、この薬が不可欠になってしまいました」
「不可欠」は大切な、なくてはならないことを表す言葉です。
「不可欠な(存在)」「不可欠に(なる)」などと使われることが多いですね。
「不可欠」な存在
「不可欠」は無くてはならないものを表し、代わりがききにくいものです。違うものや人で補っても違う形にしかなりません。それくらい大切なものなのです。逆に代わりがきいたのならば、それは「不可欠」ではないということになるのではないでしょうか。
人の代わりは特にききません。会社で人が退職し、代わりの人が入ってきても同じ業務をこなすだけで、性格は違うので接し方は今までと異なります。人の代わりというのはきくものではありません。
どこへ行っても一人ひとり「不可欠」な存在なのです。あなたの代わりはどこにもいないということで、どこへ行っても「必要不可欠」なのです。
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