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暗い夜から、太陽が昇る時はなんだか気持ちがホッとしますね。お寝坊さんは日の出を拝むことはないかもしれませんが、朝型の人は毎日、日の出を見てパワーを戴いているのではないでしょうか。
早起きの習慣をつけると、朝日が美しくて「今日も頑張ろう」「今日も新しい始まり」と思うものです。日の出だけではなく、普段の生活から一変して新しい物事をスタートするときがありますよね。そんな時は何だかワクワクしませんか。世の中、暗いニュースばかりと思っていても、どこかで明るい兆しが差しているようですよ。
この記事では「黎明期」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「黎明期」の意味と語源
「黎明期」の意味
それでは「黎明期」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「黎明期」は「れいめいき」と読みます。
「黎明期」とは「夜が明ける時期」「新しい文明がおこる時期」という意味です。
夜明けに相当する時期で、新たな時代がスタートする時期を表す言葉です。
「黎明期」の語源
続いて「黎明期」の語源をご紹介します。
「黎明期」は単に新しい時代が始まるだけではなく、暗い世の中から新しい時代が始まることを示しています。
「黎明期」の英語表現と類義語
「黎明期」の英語の表現
次に「黎明期」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- dawn of (黎明期)
【例文】
- The dawn of the Internet comes now(今、インターネットの黎明期が来ている)
- As for the dawn of the movie, it is very near(映画の黎明期はすぐそこだ)
「dawn」だけでも「黎明期」を表現する場合もあります。「dawn of the」の後に「〇〇の~」と付け加えます。例文では「インターネットの~」や「映画の~」ということです。
「黎明期」の類義語
「黎明期」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 草創期(そうそうき)
- 胎動期(たいどうき)
「草創期」とは「物事の始まりの時期」「物事の初期」という意味です。例えば、会社を始めた時期などで使用されることがあります。
「胎動期」も「物事が生まれて間もない時期」という意味で、「黎明期」「草創期」と似たような使い方をします。
「黎明期」の使い方
最後に「黎明期」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「テレビの黎明期に出てきたアイドルたち」
- 「彼がいたから、会社の黎明期は安定していた」
- 「私は黎明期から頑張っていると、社長は評価してくれた」
- 「日本の黎明期は、歴史上何度も訪れている」
- 「戦争が終わり、やっと黎明期が来たと思った」
「黎明期」は、暗い世の中が明るい希望のある世の中に進んで行くことを言います。
「黎明期が(くる)」「黎明期が(始まった)」などと使用されることが多いですね。
「黎明期」は希望の夜明け
「黎明期」というのは、「夜が明ける」ことです。暗い闇が明けて明るい朝がやってくる時、希望が湧いてきます。毎朝、「黎明期」はやってきます。それが転じて暗い世の中や暗い世界が変化し、新たな時代が幕を開けるということなのです。
夜があるから朝が来るわけで、夜の闇があるから、希望の光が目立つのですね。暗いというのはあまり良いイメージはありませんが、対比としては暗闇と朝の光は必要不可欠なのです。どちらか一つでは希望の光の有難味がありません。
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