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私は自分の口から「うっかり」出てしまう言葉があります。相手を知らず知らずのうちに傷つけてしまうのです。そのような言葉は自分の頭の中に残っていて、あとで「あの時、あんなことを言ってしまった。どうしよ~」と、ひとり悩むことがあります。
あなたも知らないうちに相手を傷つけるようなことを言ったり、行動したりしていないでしょうか。人は知らないうちに悪い行動を起こしていることがあります。それはおそらく自分のことばかり考えているからなのでしょう。相手のことを先に考えれば、」傷つけることもなく「真人間」でいられるのではないかと思うのです。
この記事では「真人間」の意味や語源、英語の表現や類義語、使い方の例文をご紹介します。
「真人間」の意味と語源
「真人間」の意味
それでは「真人間」の意味をご紹介します。
まずは読み方ですが「真人間」は「まにんげん」と読みます。
「真人間」とは「真面目な人間」「真面目で正しい人間」という意味です。
人の道から外れず、正しい生き方をしている人間を「真人間」といいます。
「真人間」の語源
続いて「真人間」の語源をご紹介します。
次に「人間」は「人」ということです。社会における「人」を表しています。
「真人間」は人に迷惑をかけない、嘘をつかず、騙さず、傷つけたりしない「人」のことをいい、罪を犯した人が心を改め正しい生き方をしている事を「真人間になった」などと表現することがあります。
「真人間」の英語表現と類義語
「真人間」の英語の表現
次に「真人間」は英語でどのように表現されているのかご紹介します。
- straight person(真人間)
【例文】
- He was rebeared to a straight person(彼は真人間に生まれ変わった)
- Father of the straight person does not seem to be able to understand my way of life(真人間の父には僕の生き方が理解できないようだ)
「straight person」は「まっすぐな人」「そのままな人」という意味があります。
他にも「真人間」は「good citizen」という英語で表すこともあります。
「真人間」の類義語
「真人間」と似た意味や構成を持つ言葉をご紹介します。
- 人格者(じんかくしゃ)
「人格者」とは「優れた人格の持ち主」ということです。「人格」は「人柄」「人間性」という意味です。
人間的に器が大きく徳の高い人間をこのように表すこともあります。
「真人間」の使い方
最後に「真人間」の使い方を例文でご紹介します。
【例文】
- 「息子は出所したら真人間になって、がむしゃらに働いている」
- 「いじめっ子だった彼女は、事故にあってから人が変わったように真人間になった」
- 「生まれながらにして真人間な彼女は、誰からも信頼されている」
- 「邪念を振り払い、真人間になりたくて修行をしている」
- 「誰からも真人間だと言われていた彼が、魔が差したのか人の道を外してしまった」
「真人間」はまっすぐで、人としてこうあるべきという人のことを指すのです。
「真人間な(人)」「真人間に(なる)」などと使われることが多いですね。
「真人間」は意外と難しい
言葉で「真人間」と簡単に言えても、実際に「真人間」でいることは難しいかもしれません。人を傷つけることを言わず、もちろん法を犯すことをしない人です。何気ない言葉ひとつでも私たちは相手を知らないうちに傷つけていることがありますからね。
法を犯す人間は少ないにしろ、本当の意味での「真人間」になるにはかなりの修業が必要かもしれません。
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